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バブルさんとゆとりちゃん

お金に執着しない、マニュアル大好き、気が利かない
“安定第一”ゆとりちゃんの上手な取扱説明書

梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]
【第50回】 2012年6月27日
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周囲から見て「困った人」とレッテルを貼られやすいバブル世代の“バブルさん”、ゆとり世代の“ゆとりちゃん”。当連載では、そんな2つの世代を対象に、 就職氷河期世代の“氷河期くん”(またはその他の世代)がどう円滑な人間関係を築くべきか研究していく。親愛なるバブルさん、ゆとりちゃん、どうか温かい 目で見守って欲しい。そして同志である氷河期くんには、ぜひ考え方の合わない上司&部下に対処するときの参考にしていただきたい。

連載も今回で50回目を向かえた「バブルさんとゆとりちゃん」。2010年6月に始まり、ほぼ2年間にわたって僕(氷河期くん)がバブル世代とゆとり世代の一般の人へのインタビューと言う名の駄話をなんとなく記事にまとめてきた。

ダイヤモンド・オンラインのなかでも異彩を放つ軽い記事内容がウケたのか、反響もかなりあったのだが、そろそろネタという名の人脈が尽きてきたので、今回の第50回でいったん不定期更新化することになった。

前回の第49回では、バブルさんの生態や付き合い方について総括したので、今回の第50回はゆとりちゃん(ゆとり世代=一般的にいわれているのは1987年以降に生まれた世代)の仕事観や生態についてまとめたいと思う。もちろん世代によって性格が決まるなんていうのは暴論だとは思うが、意外なほどに日本では世代による意識の違いが色濃く表れている。

今回の記事は、ゆとり世代の人よりも、どちらかといえばゆとり世代を部下に持つ上司に読んでほしい。果たして、ゆとり世代の上手な取扱マニュアルは完成するのか!

「消費」って楽しいの?
驚くべきゆとりちゃんの“お金”の価値観

 まず、ゆとり世代の考え方を理解するキーワードとして、「お金」があるだろう。彼らは、上の世代と比べ、極端に消費意欲のない世代。しかし彼らと話していると、ひょっとして僕たち上の世代がお金にこだわりすぎたのかも、と思えてくるから不思議だ。では、彼らの価値観について、振り返ってみよう。

■欲しいものがないんです。

僕は「ニコニコ動画」と「餃子の王将」があれば満足なんです。(【第32回】より)

(楽しいときは? という問いに対して)
ゲームをしているときですね。あとは漫画を読んでいるとき。(【第6回】より)

(幸せな瞬間はなんですか? という問いに対して)
家に帰ってテレビのお笑い番組を見ているときですね。あとは…ご飯を作ったり、食べたり…。(【第3回】より)

私もそれほどお金はいらないです。私は前職ではよくお客さんの会社に接待に行ったんです。取引先のオジサンの1人が、まあ年の割に、見た目は若いダン ディな人だったんですけど、明らかに私は異性として見られているな、と思ったんです。で、飲み会に参加したら、若輩者の私はお客さんの会社の偉い人のコートをかける係じゃないですか。コートを見ると明らかに高価なコートなんです。で、その高価なコートをこれ見よがしに私に見せてくるんですよ。そんなことをしても私はあなたのことを好きにならないわよ!って思って。あ、世の中お金じゃないよな、と思いました。(【第40回】より)

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梅田カズヒコ [編集・ライター/プレスラボ代表取締役]

ロスジェネ世代(1981年生)の編集・ライター。フリーライター、編集プロダクション勤務を経て2008年より株式会社プレスラボを起ち上げる。著書に『エレベスト』(戎光祥出版)。web上のニュースサイト「下北沢経済新聞」編集長。「GetNavi」(学研)誌上で『コンビニ研究室』連載中。他に「日経トレンディネット」「COBS ONLINE」「R25」「サイゾー」など主にネット媒体で執筆中。起業したのは旺盛な独立心と言うよりも、むしろサラリーマンの職場における煩わしい人間関係から逃げるため。
ツイッター:@umeda_kazuhiko


バブルさんとゆとりちゃん

職場は世代間ギャップの宝庫だが、そのなかでも他の世代から槍玉に挙げられやすいのが「バブル世代」と「ゆとり世代」。そんな2つ世代の職場での生態を解き明かすとともに、彼らとの上手な付き合い方を探っていく。

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