実は海外では遠隔診察は当たり前
日本もようやく本格導入へ

 従来の対面診療を行っている医師にとっては、競争相手になるのでは?

「開業医の場合、午前と午後の診察のあいだに、たいてい休み時間があります。そういった空き時間を有効活用して遠隔診療も並行して行うケースが増えています。オトコノスマ診では患者さんとのやりとりはテキストが原則ですので、空き時間にPCに打ち込んで返信することが可能です」

 実際、登録する医師は増えている。並行診察が可能となり、診察記録が簡単に残せるなど、医師にとってのメリットも多いという。

 今後は、男性対象のサービスだけでなく、花粉症や生活習慣病にも対応できるように準備を進めているという。将来的にはプライマリーケア全般を診察できるサービスにしたいとの構想も抱いている。

 国土の広い海外では、すでに定着している遠隔診療だが、日本もようやく本格的な導入に向けて動き始めている。政府は2018年度に行われる診療報酬の改定で、遠隔診療を評価する方針を発表している。増え続ける医療費への対策として、遠隔診療は大きな可能性を秘めていると言えるだろう。

(吉田由紀子/5時から作家塾(R))