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子供を襲うネット・ケータイの罠

知らぬは親と教師ばかり ケータイとネットに潜む罠

週刊ダイヤモンド編集部
【第1章】 2008年1月22日
著者・コラム紹介バックナンバー
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今、子どもの携帯電話の所持率が急上昇しているが、親や教師は携帯電話やインターネットでのトラブルに無知で、危険な状況を生んでいる。いじめや犯罪の実態と、専門家の意見が分かれている対策の議論を紹介する。 


子供に大人気の「プロフ」が
児童買春のツールに?

 親が子どもに携帯電話を持たせる理由は、塾帰りの安全確保だという。そして所持率は急上昇した。しかし、その結果生じた負の側面が今、一気に噴出し、子どもたちに襲いかかっている。

 今、子どもたちに大人気のインターネットのサービスに「プロフ」というものがある。

 どんなものかわからなければ、子どもに聞いてみるのが早いかもしれない。もし、小学生や中学生、高校生の女の子がいる家庭なら「プロフを使ったことがあるか」と尋ねてみてほしい。ほとんどの子どもが「ある」とか「知っている」と答えるはずだ。

 プロフはプロフィールの略だ。パソコンや携帯電話からネットのページに自分のプロフィールを書き込むというものだ。空欄に文字を入力するだけで、5分もあれば完成する。たったそれだけのサービスだが、子どもに大人気を博し、一方で、大問題を起こしている。

 自分がどんな人間かを表現したい思春期の子どもたちはプロフに、自分の性格や好きなこと、悩みなどを記載する。プロフには掲示板へのリンクやメールアドレスの記載があるため、記載内容についてコミュニケーションもできる。それだけならなんの問題もない。

 しかし、友だちしか見ていないと錯覚するのか、自分の実名や学校名、自宅のおおよその住所や、バイト先の店の名前や所在地までをも記載してしまう子どもが後を絶たない。さらに、自分や友だちの写真まで無防備に掲載してしまっているのだ。そして、それは他人でも簡単に見ることができる。

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