ノンアルコールビールを置いているお店が増えました。お酒を飲めない人やドライバー、妊娠中の方への選択肢として素晴らしいことだと思います。
あるニュージーランドの研究で、ウオッカと称してノンアルコール飲料を提供するという実験がありました。結果はなんと、アルコールはまったく入っていないにも関わらず酔っているのと同じような行動が人々に見られたとのこと。
ノンアルコールビールを飲んで、実際にちょっと酔っているような感覚になった人も少なくないようです。私もそう感じます。アルコールと体の関係を学習した結果、ビールの見た目や味ですでに脳がそのように反応しているのかもしれません。
これを「騙された」ように感じる人もいるかもしれません。しかしこれは生体反応なのですから、どちらかというと「体をハックする」などの言葉に反応しがちな私としては「これで体はけっこう気が済んでしまう裏技」と捉えています。