Photo:U.S.Navy

 米国政府は2月2日、今後の5年ないし10年間の核戦略の指針となる「核態勢見直し」(NPR= Nuclear Posture Review)を発表した。

 その内容は、14隻ある弾道ミサイル原潜が、それぞれ24基ずつ搭載している戦略核ミサイルの一部を威力の小さい核弾頭に取り代え「使いやすくする」とか、2001年から搭載をやめている水上艦、潜水艦用の核弾頭付き巡航ミサイル「トマホーク」の再開発と配備、米国や同盟国が非核兵器による重大な戦略的攻撃を受けた場合にも核兵器を使うこともある、というもので、核使用への敷居を低め、核戦争へのエスカレーションを招く危険も大きい。

「核持ち込ませず」
崩れる可能性

 これにより北朝鮮などに対する核抑止をはかると共に、日本、韓国が北朝鮮に対抗して核武装に向かうことを阻止することも狙っている。