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健康食生活

うつを予防する香りの食材で
気の巡りを整える

植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]
【第20回】 2012年2月29日
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 東洋医学では、気の巡りが悪くなるとうつ状態になると考えられています。そして気の巡りには、「肝(肝臓)」が関わっているとされます。つまり、「肝」を改善すればうつ予防ができるということ。

 まず、「ため息。脇腹が張る。ゲップが出る。おなかが張って、オナラが出る」などは、体からの危険信号。気の巡りを良くする食事を心がけましょう

 薬膳では、柑橘類のような香りのするものを取り入れるといいようです。今の季節ならユズやミカン。また、セリやミツバ、セロリなどの香りのある野菜もOK。さらに、発散作用がある辛味のあるショウガや唐辛子などは体を温めて体内にたまっている老廃物などを汗と共に排出します。

 お薦め料理は、タンパク質やカルシウム、ビタミンB群が取れる「豚肉の豆腐味噌鍋」。加える食材をひと工夫すれば、気の巡りを促進することもできます。味噌にニンニクのすりおろし、すりゴマ、七味唐辛子を加えることで発散作用がプラスされ、ユズの皮の千切りをたっぷり載せることで気の巡りを良くします。

 体の中から温まり、ビタミンB群が疲労回復を促し、さらにおいしく味わうことで、脳がリラックスして栄養の吸収を良くします。

 忙しい毎日ですが、食事をおろそかにしないように気を付けて。1日1回は好きなものを食べて、体、心、脳をリラックスさせましょう。疲れたときはゆっくり休むこともどうぞ忘れずに。

食材の組み合わせで、うつ予防

●うつ予防に 気の巡りを促す 豚肉の豆腐味噌鍋
 
材料(2人分):
豚もも肉薄切り200グラム、木綿豆腐1/2丁、春菊1束、だし1カップ、無調整豆乳300ミリリットル、A(味噌大さじ2強、酒大さじ1、みりん大さじ1/2、ニンニクおろし1片分、すりゴマ大さじ1、七味唐辛子小さじ1/5)、ユズの皮千切り大さじ2
 
作り方:
(1)鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したらAを加えて溶きのばし、豆乳を加える。
(2)(1)が沸騰し始めたら豚肉、半分に切った豆腐を加えて火を通し、春菊の葉を加えてひと煮する。
(3)器に盛ってユズの皮の千切りをたっぷり添える。

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植木もも子 [料理研究家・管理栄養士・国際薬膳師]

健やか料理研究家、管理栄養士、国際中医師・国際中医薬膳管理師。
遼寧中医薬大学付属日本中医薬学院の薬膳講師を務める。原宿にて薬膳と栄養学双方を取りいれた美味しい季節の料理教室と初心者のための男性料理教室を主宰。企業、レストランなどの健康メニューの提案、開発等を手掛ける。NHKテレビテキスト『きれいの魔法』にて、「きれいになる薬膳レシピ」好評連載中。近著『夜九時ご飯』(新星出版社)『欝に効く、食べ物、食べ方。作りかた』共著(保健同人社)『毎日作らないおかずの手帳』日東書院など
「毎日の食事が人生を作る」「美味しく!楽しく!健康に!」をモットーに活動中
HP  http://www.peachtreekitchen.jp


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おいしい食事のあとは、満腹感より満足感が強いですよね。私たちの体は、毎日の食事から摂取した栄養でできています。この連載では、健康を保つための食事のとり方をご紹介します。体が喜ぶ食生活を考えていきましょう。

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