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実践するドラッカー【事業編】
【最終回】 2012年3月16日
著者・コラム紹介バックナンバー
上田惇生,佐藤等 [ドラッカー学会監事]

われわれの強みは何か
われわれの事業は何か

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ドラッカー教授の主要著作のすべてを翻訳し、「日本における分身」と言われた上田惇生氏と、『経営者の条件』を40回読み、読書会を主宰し、ドラッカー学会監事を務める佐藤等氏。最強のタッグによる『実践するドラッカー』シリーズ最新刊【事業編】。連載最終回は、自らの強み、そして事業の定義について考える。

強みを生かし
唯一無二の存在を目指す

 ドラッカーは常に「強みを基盤としなければならない」という。

 たとえ外部環境を分析し、何らかの機会を発見したとしても、自らの強みを基盤としたものでなければ、最終的に他を凌駕する、顧客から見て際立ったものにならないからだ。

 とはいえ、自らの強みは、知っているつもりで案外知らない。強みだと思っていたものが、顧客から見ればそうでなかったりする。あるいは、かつて強みだったものが、いまでは優位性を失ってしまっていることもある。

 最も簡単な強みの発見方法としては、競合他社との比較がある。『実践するドラッカー【事業編】』に収録された「競合に対する優位性」発見シートを使って考えてみよう。

 記入にあたっては、以下のポイントに気をつけてほしい。

1. 同業他社と比較した場合、どこに特徴があるか。その特徴が際立っている要因は何か。また、「予期せぬ成功」事例にもヒントがある。
2. 強みの裏返しのとしての弱みを考える。繰り返し起こる失敗の原因を考える。
3. リーダーシップとは市場シェアではない。市場において顧客から支持されている理由から考える。企画、開発、マーケティング、営業、調達、製造など機能ごとに考えるのもよい。

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上田惇生(うえだ・あつお) 

 

ものつくり大学名誉教授、立命館大学客員教授。1938年生まれ。61年サウスジョージア大学経営学科留学、64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連、経済広報センター、ものつくり大学を経て、現職。 ドラッカー教授の主要作品のすべてを翻訳、著書に『ドラッカー入門』『ドラッカー 時代を超える言葉』がある。ドラッカー自身からもっとも親しい友人、日本での分身とされてきた。ドラッカー学会(http://drucker-ws.org)初代代表(2005-2011)、現在学術顧問(2012-)。

 

佐藤等 [ドラッカー学会監事]

佐藤等公認会計士事務所所長、ドラッカー学会監事。1961年函館生まれ。1984年小樽商科大学商学部商業学科卒業、2002年同大学大学院商学研究科修士課程修了。1990年公認会計士試験合格後に開業し、現在に至る。主催する(有)ナレッジプラザの研究会として「読書会」を北海道と東京で開催中。

○読書会 http://knowledge-plaza.biz/
○『実践するドラッカー』1DAYセミナー http://d-support-ltd.jp/

 


実践するドラッカー【事業編】

ドラッカー教授のすべての著作を翻訳し、「日本における分身」と言われた上田惇生氏と、読書会を主宰し、ドラッカー学会監事を務める佐藤等氏。最強の二人による『実践するドラッカー』シリーズに最新刊【事業編】が加わった。100万部を突破した『マネジメント【エッセンシャル版】』、『現代の経営』『創造する経営者』などの著作群から、事業の本質を突く名文を選び解説している。本連載では同書の読み所、使い方を紹介する。

「実践するドラッカー【事業編】」

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