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美人のもと

足元に気をつけてないと「美人のもと」がさらに減る

西村ヤスロウ [広告プランナー]
【第2回】 2007年12月21日
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*テーブルの下

 レストランで周囲を見渡すと、「美人のもと」が減っている瞬間を目撃することが多い。雰囲気のいいレストラン、おいしそうな料理、一定のドレスコード……。それなのに、そこで「美人のもと」が減っていく。

 食事というのはとても本能的なものであり、人間が人間らしく振舞う時だ。だからこそ、好きな人と一緒がうれしい。そして、今日も今頃どこかの男が「食事でもどう?」と誘っているはずだ。

 その本能的な時こそ、自分というものが出てきて、油断すると「美人のもと」が減っていく。だが、緊張することはない。本能に従い、食べ物を口に運べばいいだけである。料理と向き合っていればいいのだ。そして会話を楽しめばいいのだ。

 ところがどうも料理と向き合っていないし、会話を楽しんでいない雰囲気の人が多くいる。何がその雰囲気をつくっているのだろう。それは姿勢だ。妙にテーブルから距離があって、前のめりになっている人、カラダが半身になっている人、不自然に傾いている人。

 たとえば、今やってみてほしい。前のめりになって口を開ける。閉じる。それを繰り返す。なぜかあごが出て、餌をほしがる魚のような顔になっていることに気づくはずだ。魚を食べているキミが魚になってどうする。

 なぜ、そんなに姿勢が悪くなるのか。テーブルの下にそのヒントがあるようだ。魚女はたいてい足を組んでいる。一瞬1本足に見えるのだ。1本足魚。怖い。足を組んでいるから、その分テーブルからの距離が出てしまうのだろうか。

 1本足になっていない人でも、足癖の悪い人は多い。なぜか片足だけ靴を脱いでいる。食事をしながら、靴を蹴って遊んでいる人。靴をぶらぶらさせている人。そういう人はほとんどテーブルの上に見える姿勢も悪くなる。

 気をつけましょう、と言いたいが、別に気をつけないでいい。普通に座って普通に食事をする。それだけでいいと思う。本能に正直な姿は美しいはずだから。

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西村ヤスロウ [広告プランナー]

1962年生まれ。プランナー。趣味は人間観察。著書に『Are You Yellow Monkey?』『しぐさの解読 彼女はなぜフグになるのか』などがある。


美人のもと

『経』に好評連載中の西村ヤスロウ氏によるエッセイ。「美人のもと」とは、女性なら誰しも持っているもの、「美人のもと」を磨き続けるためのコツを解き明かす。

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