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最後の大型ブランドが上陸
ファストファッション戦争再燃か

週刊ダイヤモンド編集部
2012年4月2日
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ファストファッションの最後の大型ブランドといわれる、アメリカンイーグル(American EAGLE OUTFITTERS)がついに日本に上陸する。欧米ファストファッションブームが再び巻き起こる可能性がある。ただ各社、ブームの成否とは関係なく、定着、拡大期に移行しつつある。

欧米のファストファッションは東京から出店するため、街のあちこちで見かけるようになった。H&M出店時のような大混雑は少なくなったが、収益は確保しているようだ

 「アメリカンイーグルの日本での成功は間違いない。まずは50店舗の出店を目指す。3年で売上高100億円を確保したい」

 日本における総販売代理店であるイーグルリテイリングの山内秀樹ディレクターは自信を持って語る。イーグルリテイリングは紳士服の青山商事と住金物産の合弁会社だ。

 欧米大手ファストファッションで唯一、日本未上陸だったアメリカンイーグルが18日、東京・原宿の神宮前交差点に面した一等地にできる商業施設「東急プラザ表参道原宿」内に出店する。ジャスティン・ビーバーらアメリカンセレブ御用達のカジュアルブランドとして人気が高く、米国の大学生・高校生の定番ブランドだ。ファッション性が高い割に価格は安い。日本での販売価格は内外価格差をほとんど設けず、ジーンズなら4900~5900円で販売する予定だ。

 山内氏が成功に確信を持っているのは、優れたビジネスモデルがあるからだ。

 ファストファッションといっても、同ブランドは半年以上時間をかけてものづくりするSPA(製造小売り)の色合いが強く、価格以上の品質に自信を持つ。店舗管理のマニュアルは厚さ10センチメートルを超えるものが10冊以上ある。セールストレーニングの方法からディスプレー方法、マネキンの着せ替え方、バックミュージックの音量、香りやライトの当て方まで事細かに規定している。こうした念入りな店舗の雰囲気づくりが米国の若者の心をくすぐるのだ。

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