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銀座初の屋外ファッションショーの成功は
百貨店、情報発信力復権のさきがけになるか

週刊ダイヤモンド編集部
2012年4月12日
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 2012年3月24日、銀座では初めてとなる屋外のファッションショー「銀座ランウェイ」が開催された。

「銀座ランウェイ」には女優の米倉涼子さんも参加した(写真上)。カジュアルな洋装だけでなく和服やビジネススーツも登場(下)

 銀座3丁目~4丁目にある百貨店、松屋と三越伊勢丹が中心となって企画され、狙いは高品質な日本製デニムをアピールすることにあった。

 舞台は、銀座の目抜き通りともいえる中央通りに敷かれた幅3メートル、長さ100メートルのデニム生地。その上を、プロのモデル65人に加え、女優の米倉涼子さんや枝野幸男経済産業大臣が歩いた。カジュアルから、ビジネススーツ、和服まで、デニム製品220スタイルが紹介され、会場を沸かせた。

 銀座と言えば、最近では、このショーが開催されたエリアよりも、晴海通りを挟んだ反対側が注目されてきた。その理由は、ファストファッションの増殖にある。

 銀座6丁目にある銀座松坂屋が、従来の百貨店には珍しい若い女性向けの低価格な品揃えが豊富な「うふふガールズ」という売り場を設置。また、米国のファストファッションの代表であるフォーエバー21が、広いスペースを取って入居している。

 12年3月16日には、その銀座松坂屋の真向いにユニクロが世界最大規模の新店をオープンさせ、年間売上100億円を目指すという。

一方、三越伊勢丹ホールディングスの大西洋社長は、低価格化に走らずに従来の百貨店をより深化、進化させることを明言。松屋も同様の路線にある。

 つまり、晴海通りを挟んで、ファストファッションと、従来の百貨店とに色が分かれつつあるのだ。

 そんな中、銀座ランウェイは久々に3~4丁目側で話題になったイベント。3月21日~27日に銀座で開催された「ギンザファッションウィーク」と連動して行われた。

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