『週刊ダイヤモンド』2018年8月11・18日合併特大号の第一特集は「2018年版 決算書100本ノック!」。特集の発売に合わせた特設サイトでは過去の財務特集の人気記事や漫画などを無料で公開。今回は2017年9月9日号「決算書100本ノック!(昨年版)」から、「英語決算書の読み方」を紹介。「英語」の文字を見て、読み飛ばすか迷った人は待ってほしい。仕事に生かすなら、世界一流企業や海外の競合他社を分析できる英語決算書は“宝の山”。しかも、意外と簡単に読み解ける。Facebook、Apple、Amazon、Netflix、Googleの決算書を当てる楽しいクイズも掲載。(掲載される数字は全て雑誌発売時点のもの)

 中小企業も含めて、海外に進出する日本企業の増加は止まらない。仕事で英語決算書の読み解きスキルを活用すれば、世界一流企業や海外ライバル企業の情報が凝縮された“宝の山”の数字を分析できる。それは、どんな会社や部署でも活躍できるスキルのはずだ。

 それに、今や自宅やオフィスにいながらにして、世界中の決算書をお手軽に入手できる。このチャンスを生かさない手はない。 “メジャーリーガー級”の海外企業にも対応できるように、英語決算書の読み解きスキルを身に付けてほしい。

 まずは、英語の決算書を手に入れることから始めよう。いきなりハードルが高いと思うかもしれないが、実はそんなことはない。下図のように、企業によってはわずか3ステップで入手できてしまう。

 グーグルやヤフーなどの検索エンジンで「企業名+Investor Relations」と検索しよう。ここでは米Facebook(フェイスブック)を例に説明していく。これがステップ1だ。

 すると、検索結果が出るので、先頭に表示された項目をクリックする。ここまでがステップ2だ。

 ページを開くと、中央にマーク・ザッカーバーグCEOの姿が見える。その上部にあるタグの「Financials」にカーソルを合わせると内訳が表示されるので、その中の「Annual Reports」をクリックすれば、各年度のアニュアルレポートが並ぶページに飛ぶ。

 お目当ての年度を選べば、ステップ3が完了。Facebookの決算書はもうあなたの手の中だ。

 ちなみに、「SEC Filings」というページからも決算書は手に入る。SECとは米証券取引委員会の略称で、ここでは日本の有価証券報告書に当たる決算書を入手できる。米Apple(アップル)など、自前のアニュアルレポートを作成していない会社もあるので、その場合は「SEC Filings」から決算書を入手することになる。

 そこにはさまざまな形式の資料が並ぶが、通期決算は「Form 10-K」「Annual Filings」などと呼ぶので、覚えておこう。