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「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

中国人ほどガツガツしてない誠実な大学生
インドネシア人の新卒採用に日本企業が注目する理由

小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]
【第32回】 2012年5月18日
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 皆さん、こんにちは。自分で言うのもなんやけど、「採用の神さま」小畑重和です。

 先週はインドネシアの首都ジャカルタへ行ってきました。AHRP(AsianHumanResourceProject)インドネシアの採用面接です。

 ボクがアドバイザーをしているAHRP中国は、(株)トランセンドが現地での候補者発掘から動機づけ、クロージングをやっていますが、インドネシアでは(株)クレディ・コムが現地でのオペレーションをしています。

 今回は、群馬県のS社さんと千葉県O社さんがジャカルタでインドネシア人の新卒採用を行うということで面接に同席してきました。

 AHRPインドネシアへの参画企業は主に、いろんな国の優秀なエンジニアを採用したいIT企業と、現在あるいは近い将来インドネシアに進出する企業の2種類で、今回の2社は後者に当たります。

インドネシアは日本製品だらけ!
平均年齢27歳の国に日本企業が続々

 みなさん、インドネシアという国にはどのようなイメージがありますか?言わずもがなかもしれませんが、まずはインドネシアの紹介をしますね。

 有名なBRICs(ブラジル、ロシア、インド、チャイナ)に続いて経済発展すると言われているのがVISTAの国々。2006年頃に命名された、ヴェトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチンの5ヵ国です。

 このVISTAの中で最大の人口を誇る国がインドネシアです。人口は2億4000万人で、なんと、世界第4位!中国、インド、アメリカの次です!またその平均年齢が(4年前のデータですが)なんと、27.2歳と若い!(日本は同データで43.8歳)。まだ毎年1.5%ほど人口が増えており、若くて伸び盛りで、規模感がある国です。

 国土は、大小1万7500もの島からなる島国で、面積はそれほど大きくないですが(といっても日本の5倍はありますが)、東西の距離は5000km、横の長さはアメリカ本土よりも長いです。

 一番ウエイトを占める産業は農業で、また、資源にも恵まれており、金や銅、天然ガスや石油の産出国です。日本の天然ガスの輸入元はインドネシアがNo.1です。

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小畑重和 [(株)トランセンド アジアHRプロジェクト顧問]

1959年京都市生まれ。82年京都大学法学部卒。同年リクルート入社。入社後、10年間、人事採用担当・責任者として、高成長期のリクルー トの採用をささえる。キャリアスクール「i-Company」校長、リクルートエージ ェントの採用部長を経て、現在、主に北京で中国人大学生を採用する(株)トランセンド AHRP事業顧問。公式サイトhttp://obatashigekazu.net/


「採用の神さま」のイマドキ日中就活ルポ 小畑重和

「第二次就職氷河期」と呼ばれ、学生たちの就職難が問題視されている日本。その一方で、中国進出やグローバル化を視野に入れた多くの企業が熱い視線を寄せるのが中国の学生だ。本連載では、これから一層注目を集める中国の就活事情を明らかにするとともに、日本人の学生が彼らに負けないための処方箋を探る。

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