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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【イーグルス「ホテル・カリフォルニア」】
メンバー間の軋轢が生む化学反応が残した傑作

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第34回】 2012年5月24日
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 どんな仕事でも、いずれかの局面では必ず上司・同僚・部下との共同作業がありますよね。目標を共有して互いの力量を尊重し合って前進する時に感じるチームの連帯感には、何物にも代え難い喜びがあります。

 しかし、率直に言えば、心に去来する感情には、複雑なものが少なからずありますよね。それは、仕事が上手く行っているか否かにかかわらずに、です。

 例えば、目標を共有して前進しようとする時に、関係者の間に主導権争いが生じることだってあります。嫉妬や怨嗟や羨望や劣等感や優越感といったネガティブな感情が、誰かの心の奥底に全く生じないとは言い切れないでしょう。

 共同作業を行うチーム内には、さまざまな人間関係があって、さまざまな感情があります。そしてメンバーの間に化学反応が起こって、さまざまな葛藤を経て、新しい作品なりプロジェクトが完成していきます。素晴らしい成果が生まれたからといって、純粋で綺麗な感情だけではなく、ドロドロどす黒い思いも混じったりする訳です。ここらあたりが人間の人間たる所以かもしれませんね。

 と、いう訳で、今週の音盤はイーグルス「ホテル・カリフォルニア」(写真)です。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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