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今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

【ラリー・カールトン「ルーム335」】
軽快、超絶技巧、即興演奏……
エレキ・ギターの魅力が満載

小栗勘太郎 [音楽愛好家]
【第32回】 2012年5月10日
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 「声は人なり」

 先頃お目にかかった某民放のアナウンス部門の部長さんの言葉です。御自身、アナウンサーとして活躍され、最近では後進の指導に当たっておられる。

 「あ。い。う。え。お。」

 新人アナウンサーは、発声練習を繰り返し、「お」と「を」の違いや、「端」と「橋」と「箸」の違いを体得としていくそうです。

 自己主張の仕方ではなく、複雑なニュースを最も分かりやすく伝える術を学ぶとも聞きました。

 まさに、プロフェッショナル。

 あるいは職人技と言っても差し支えないでしょう。

 毎日、世界中で実に様々な出来事が起こり、時を移さずニュースとして伝えられます。シンプルこの上ない報道もありますが、中には複雑な状況のものもあります。そんな時でも、ニュースは冷静沈着に5W1Hを軸に分かりやすく読み上げられます。

 生き馬の目を抜くビジネスの最前線を支えるプロフェッショナルたちも、同じです。どんな困難な注文にも、奇抜な発想にも、確実に応える職人技を持っています。そして、職人技は、常に基本に忠実なところからしか生まれません。磨き抜いた技は、いつしか、自分自身を雄弁に物語るようになります。

 と、いう訳で、今週の音盤はラリー・カールトン「ルーム335」(写真)です。

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小栗勘太郎 [音楽愛好家]

1958年生まれ、牡羊座のB型。某国立大学卒、米国滞在5年。公僕を生業とする音楽愛好家。著書は『音楽ダイアリーsideA』 『同sideB』(西日本新聞社)。『毎日フォーラム』誌にて「歴史の中の音楽」を連載中。


今週の音盤=心のビタミン ビジネス・パーソンのための音楽案内

ビジネス・パーソンは日夜、現場で闘って、日々、喜怒哀楽を感じる。実は音楽の現場も同じだ。だって、音楽もビジネスも、所詮、生身の人間が作る、極めて人間くさい営みだから。音楽には妙な薀蓄など不要かもしれないが、音楽が生まれる時には物語がある。それを知って聴けば、喜びが倍になり、悲しみが半分になるかもしれない。毎週1枚、心のビタミンになるような音盤を綴ります。

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