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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

なぜ時代と年齢で「出世欲度」は変わる?
偉くなりたい40代と諦めモード20代の違い

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第67回】 2012年6月4日
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 あなたは出世したいですか?

 心の底ではそう思っていても、口に出すのははばかられる――。そう思っている人が大半かもしれません。

 しかし、最近は新入社員のうちから出世に関心を示さない人が増えている一方で、本当に出世する人は目指すポジションを口に出して宣言し、実際にその地位を築いていることが多いのも事実です(そんな強気な人はごくわずかかもしれませんが…)。

 では、あなた自身は現在、過去を振り返って、出世にどのような意欲を示してきたでしょうか。今回は、時代とともに変化してきた出世に対する考え方の変遷とともに、現在の職場で繰り広げられている出世レースの状況をご紹介したいと思います。

「俺が社長になる!」「偉くなりたい!」
出世欲が旺盛だった80年代の若者たち

 場所は新橋の居酒屋。ガヤガヤした雰囲気のなかで、気になる集まりを発見。ある会社の入社1年目の社員が集まり、熱く語り合っています。周囲を見渡すと同じような姿があちこちに見受けられます。

 その会話に耳を傾けると……

 「俺は社長になりたい。それが無理でも同期で一番出世したい」

 という熱い言葉が聞こえてきました。

 こんな熱弁をふっているのは、入社後、経営企画部門に配属されたGさん(当時22歳)。自分はエリート部署に配属されたと思っているので、自分の将来に対して自信に溢れている様子です。

 さらに耳を傾けると、こんな声も聞こえてきました。

 「何を言うか、お前になんて負けない。社長になるのは俺だよ」

 こう言い返しているのはGさんの職場の同期社員のようです。営業部門で活躍して、いつか本社の中枢部門に異動、それから管理職になって…とGさんに対抗するべく出世ルートを自分なりに描いて対抗してきました。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

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