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ビジネスパーソンが知っておくべき会社の数字の活かし方
【第2回】 2012年6月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
森岡 寛 [キャッシュフローマネジメント株式会社/財務マネジメント株式会社代表取締役]

「ビジネスプロセスを数値化する習慣」と
「逆算する力」があなたを成功に導く

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第1回では、『なぜ、ビジネスパーソンには「会社の数字」が必要なのか?』と題して、会社の数字の重要性やその役割について紹介しました。今回は、実際にビジネスパーソンの方々が、日常の仕事やプロジェクトを進めるうえで、具体的にどのようにして「会社の数字」を活用すればいいかについて説明いたします。

定性情報に定量情報を加える習慣をつける

 ビジネスパーソンの仕事内容は、職種・業種による違いはありますが、ごく簡単な作業のものから、難易度の高いものまで、幅広く存在しています。

 皆さんの職場でも、実際の難易度を踏まえて、簡単な作業レベルのものは新入社員や社歴の浅いスタッフへ、難易度の高い仕事は、業務経験に長けているベテラン社員などが担当するケースが多いと思います。

 これらの仕事内容と、会社の数字をどのように関係させるのか疑問に思われるかもしれませんが、ここでのキーワードは「定性情報に定量情報を加える習慣をつける」ことです。

 まず、定量情報についてですが、これは、数字によって計測が可能なもの、また計測した数字を使って分析・加工・集計が可能な数値情報のことを指します。決算書に出てくる勘定科目ごとの残高情報や、店舗別や製品別の売上・原価・利益といったものから、会社で扱われる計数(顧客単価や1人あたりの生産性など)と呼ばれる数値で表現されたデータなどがこれに該当します。いわゆる「会社の数字」です。

 一方、定性情報とは、数字で表現しづらい文字や音声、動画といった内容のものです。例えば、ホームページに掲載されている「お客様の声」の文章を掲載したり、採用活動で使われる「先輩社員からのメッセージ動画」を流したりといったように、数字で表現できないものを指します。

 先ほどお伝えした社内業務などのビジネスプロセスも、作業工程やマニュアル、ノウハウといったように数値化できないものが多いのが一般的です。

 では、この数値化できないとされている定性情報に対して、どのようにして定量情報を加えるかということですが、これは以下の2つの手順を踏みます。

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森岡 寛(もりおか・ひろし) [キャッシュフローマネジメント株式会社/財務マネジメント株式会社代表取締役]

1974年生まれ。高知県高知市出身。実家は製麺卸売業を営む。近畿大学在学中、会計学研究会に所属し、管理会計の研究に従事。卒業後、会計事務所勤務を経て、2003年起業。 起業後は、東京・大阪で中小企業のキャッシュ・フロー改善に特化した財務コンサルティングを展開。 現在は「キャッシュフローの専門家」として、講演・執筆・コンサルティング業務に従事する一方、ITツールを活用してワークライフバランスの充実に努めている。妻と子供2人の4人家族。 著書に『マンガで入門! 会社の数字が面白いほどわかる本』、『社長のための黒字の教科書』(ともにダイヤモンド社)がある。
http://www.cashflow.co.jp
http://www.zaimu.net

 


ビジネスパーソンが知っておくべき会社の数字の活かし方

ビジネスをするうえで「会社の数字」は避けて通れません。著者の森岡寛氏はキャッシュフローの専門家として、これまで数多くの中小企業の財務改善に携わってきました。そんな中で実感したのが、「会社の数字を苦手にしている人がなんて多いのか!」という事実。本連載では、「ビジネスパーソンが知っておくべき会社の数字の活かし方」を全5回にわたって紹介してもらいます。

 

「ビジネスパーソンが知っておくべき会社の数字の活かし方」

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