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強烈な向上心を持つアスリートなればこそ
本田圭佑“ビッグマウス”語録

相沢光一 [スポーツライター]
【第205回】 2012年6月12日
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オマーン戦・ヨルダン戦に快勝
“主役”はなんといっても本田圭佑

 2014年W杯アジア最終予選を戦うザックジャパンが最高のスタートを切った。初戦のオマーン戦は3-0、2戦目のヨルダン戦は6-0。攻守とも満点に近い試合内容での連勝発進だ。

 出場した選手全員が機能したことで得た2勝・勝点6だが、ヒーローはやはり本田圭佑だろう。オマーン戦は長友の左からのクロスをダイレクトで合わせて先制ゴール。勝たなければならないホーム初戦で硬さがあったチームを、この一発で楽にさせ勢いに乗せた。

 ヨルダン戦では本田が絶妙なコーナーキックを蹴り、それを前田が頭で合わせて先制点。その直後には遠藤のスルーパスに反応して、自ら2点目を決める。その9分後には岡崎のシュートが相手DFに当たり、ゴール前に詰めた本田が落ち着いて押し込み3点目をゲット。ヨルダンの戦意を喪失させた。さらに後半には前田が獲得したPKを決めてハットトリックを達成する。

 2戦9ゴール中4ゴールを決めたのも凄いが、得点だけで存在感を示したわけではない。キープ力がある本田が中盤にいると、チームが落ち着き、周囲の選手が伸び伸びとプレーできる。また「あまりしたくない」と公言する守備も献身的に行った。今の日本代表には長友や香川などヨーロッパで活躍する選手が顔を揃えているが、この2戦のピッチを支配した王様は本田だった。

 この予選の最中の5日、香川の世界でも指折りのビッグクラブ、マンチェスター・ユナイテッドへの移籍が決定した。それを聞いた本田はこうコメントした。

 「真司(香川)は世界のトップクラブでプレーするにふさわしい選手。日本人として誇らしい。だが、自分もビッグクラブにふさわしい選手だと思うし、ライバルとして真司をいい形でサポートしていければと思う」

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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