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週刊 上杉隆

日隅一雄さんとの約束

上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]
【第2回】 2012年6月14日
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 日隅一雄氏が亡くなった。

 訃報を受けて、私が最初に心の中でつぶやいた一言は「お疲れさまでした」だった。

 享年49、あまりに若すぎる死だが、日隅さんの「闘い」を知る者としては、「お疲れさまでした。ゆっくり休んでください」とホッとする気持ちが先に来たのが正直なところだった。

 ジャーナリストの日隅さんは、産経新聞記者から弁護士に転身した変わり種だ。

 私が最初に日隅さんと関わりを持ったのは2005年頃、NHK番組改変問題の取材(文藝春秋)でのことだった。

 ただ当時の印象は「メディアのことに精通した鋭い弁護士だな」という程度のものだった。その後、いくつかの取材の際に、よく名前を聞く弁護士として記憶していたに過ぎない。

 お互いきちんと話をするようになったのは、自由報道協会の設立時のことだった。

 2011年、自由報道協会の法人設立の際の連帯保証人のなり手がなく、筆者は途方に暮れていた。

 フリーランスジャーナリスト等の集まりである自由報道協会の特性として、保証人になれる人物は限られている。経済的な事情や社会的な信用からも「保証人なし」の状態になり、事務所すら借りることができなくなるという危機的状況に、手を差し伸べてくれたのが日隅さんだったのだ。

 当時、日隅さんは協会メンバーではなかった。だが、筆者のなんとしても日本の言論空間を健全なものに変えたいという訴えに真剣に耳を傾けてくれていたのだ。そして、こう言ってくれたのだ。

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上杉 隆 [(株)NO BORDER代表取締役]

株式会社NO BORDER代表取締役。社団法人自由報道協会代表。元ジャーナリスト。1968年福岡県生まれ。都留文科大学卒業。テレビ局記者、衆議院議員公設秘書、ニューヨーク・タイムズ東京支局取材記者、フリージャーナリストなどを経て現在に至る。著書に『石原慎太郎「5人の参謀」』 『田中真紀子の恩讐』 『議員秘書という仮面―彼らは何でも知っている』 『田中真紀子の正体』 『小泉の勝利 メディアの敗北』 『官邸崩壊 安倍政権迷走の一年』 『ジャーナリズム崩壊』 『宰相不在―崩壊する政治とメディアを読み解く』 『世襲議員のからくり』 『民主党政権は日本をどう変えるのか』 『政権交代の内幕』 『記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争』 『暴走検察』 『なぜツイッターでつぶやくと日本が変わるのか』 『上杉隆の40字で答えなさい~きわめて非教科書的な「政治と社会の教科書」~』 『結果を求めない生き方 上杉流脱力仕事術』 『小鳥と柴犬と小沢イチローと』 『永田町奇譚』(共著) 『ウィキリークス以後の日本 自由報道協会(仮)とメディア革命』 『この国の「問題点」続・上杉隆の40字で答えなさい』 『報道災害【原発編】 事実を伝えないメディアの大罪』(共著) 『放課後ゴルフ倶楽部』 『だからテレビに嫌われる』(堀江貴文との共著)  『有事対応コミュニケーション力』(共著) 『国家の恥 一億総洗脳化の真実』 『新聞・テレビはなぜ平気で「ウソ」をつくのか』 『大手メディアが隠す ニュースにならなかったあぶない真実』


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