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イマドキ職場のギャップ解消法 高城幸司

大部屋の職場は集中できない!個室じゃなきゃいや!
1人で仕事をやりたがる“わがまま若手”が増加中

高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]
【第70回】 2012年7月23日
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 仕事をするなら、大部屋とパーテーションで仕切られた個室、どちらがいいですか?それぞれに良さがありますが、最近、「大部屋では仕事ができない」「集中力が失せる」と嘆く若手社員が増えているようです。

 ただ、上司は若手のそんな主張を“ただのわがまま”と言い放っていいのでしょうか?今回は、いくつかの職場で起きた出来事を紹介しながら、大部屋と個室で仕事をすることに対する世代間のギャップをお話ししていきたいと思います。

仕事中、上司に声をかけられるのもイヤ!
1人で仕事をしたい若手社員たち

 食品メーカーに入社して2年目のDさん(24歳)は、未だに大部屋での仕事に慣れません。ワイワイと職場で同僚同士が話している声が周囲から聞こえると、仕事に集中できないのです。

 さらに、

 「おい、元気か? 仕事頑張っているか?」

 などと上司から声がかかると、思わず顔をしかめて嫌な顔をしてしまう始末。その態度を見た上司も顔色が変わって、微妙な反応をします。

 「頑張っているようだな、ならそれでいい」

 そう声をかけたことがまずかったかのように気を遣いつつ、少々頭にきた態度も露わにします。最近は無礼な部下であっても、頭ごなしに叱れない時代になったので、なんとか堪えているのですが、心の底では「生意気な態度とりやがって…」とはらわたが煮えくり返っています。ただ、こうした“1人好きの部下”があちこちの職場で増えているのは、事実のようです。

 一方のDさんは、悪気こそないものの、大部屋で仕事をし、団体生活を強いられるこの会社を選んだことを深く後悔している様子。友人が就職したIT系企業では、1人1人の社員のスペースがパーテーションで区切られており、自分のペースで仕事が出来るとのこと。

 「職場がマンガ喫茶みたいで楽しい」

 と、いう友人の話を聞いて、羨ましい気持ちに駆られています。

 ちなみにDさんは、これまでの人生で団体生活をあまり経験していません。人生の大半(わずか24年間ですが)を、集団行動とは無縁の環境で過ごしてきました。

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高城幸司 [株式会社セレブレイン 代表取締役社長]

1964年生まれ。同志社大学卒業後、リクルート入社。リクルートで6年間連続トップセールスに輝き、「伝説のトップセールスマン」として社内外から注目される。そのセールス手法をまとめた『営業マンは心理学者』(PHP研究所)は、10万部を超えるベストセラーとなった。 その後、情報誌『アントレ』の立ち上げに関わり、事業部長、編集長、転職事業の事業部長などを歴任。2005年、リクルート退社。人事戦略コンサルティング会社「セレブレイン」を創業。企業の人事評価制度の構築・人材育成・人材紹介などの事業を展開している。そのなかで、数多くの会社の社内政治の動向や、そのなかで働く管理職の本音を取材してきた。 『上司につける薬』(講談社)、『新しい管理職のルール』(ダイヤモンド社)、『仕事の9割は世間話』(日経プレミアシリーズ)など著書多数。職場での“リアルな悩み”に答える、ダイヤモンド・オンラインの連載「イマドキ職場のギャップ解消法」は、常に高PVをはじき出している。
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