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林總監修 ビジネスストーリーで学ぶ会計入門

バランスシートを改善すれば
減価低減、収益性UP

週刊ダイヤモンド編集部
【第3章】 2007年10月10日
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 「そうだね。減価償却費は、もう一つの財務諸表である貸借対照表の話をしてから、説明しよう」と高橋は言って、再びホワイトボードの前に立って説明を始めた。

 貸借対照表は、右側がカネの調達方法、左側がそのカネの使い道を表している。左右の大きさは等しくなる。つまりバランスするように表記されているから、英語ではバランスシート(B/S)という。ある一時点の企業の資金調達状態と運用状態を示している。

 ここでは、竹井が1年前にカレー店を開業して以来のカネとモノの変化を見ていこう。

経営の進展とともに変化するB/S まず、右側のカネの調達方法から。竹井はサラリーマン時代に貯めていた300万円に、父親から支援を受けた200万円を合わせて500万円を資本金とした。だから、その比率どおり、この竹井カレー店という株式会社は竹井が株式の60%、竹井の父親が40%を持つ2人株主の会社だ。

 この500万円だけでは資金不足だと考え、銀行から1000万円を借りてきた。条件は支払金利年3%で、元利金は5年返済。この借入金と資本金を合計して、1500万円を調達したわけだ。

 次にB/Sの左側。調達したカネをどのように使って商売を行なうかが示されている。なにもしない段階では、1500万円は銀行預金の状態だ(上図 2006年1月期 創業前 参照)。

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