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ソーシャルメディア×事前期待のマネジメント
【第3回】 2012年8月10日
著者・コラム紹介バックナンバー
柴崎辰彦 [富士通株式会社 戦略企画室長]

まずは、お客様から注目される存在になる!

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ソーシャルメディア上での話題づくりを始める

 どんなにすばらしいモノやサービスを開発・販売していても、その商品の存在が世の中に知られなければ何も始まりません。

  街外れの人通りのない場所で、どんなに洒落たフレンチレストランをオープンしても、表通りからお客様を引き込むためにはそれなり導線が必要になります。
  そして多少不便でも、そのお店に引き込む(惹き込む)魅力や、お客様がそのお店に「共感」する何かがなければそのお店は繁盛しません。
  これは、ネットの世界でも同じです。どんなによいモノやサービスを開発・販売していても、ホームページでわかりやすく、魅力的な画像やコンテンツで紹介して、さらにポータルサイトでも紹介してもらえる努力や検索エンジン対策が必要になります。ただ単にきれいなホームページやバナー広告をばらまくだけではダメです。

 お客様に「共感」してもらうような話題性のあるコンテンツを提供するにはどうしたらよいでしょうか? 以下は、筆者が考える話題性のあるコンテンツの提供の5つの条件です。

  ①広く受け入れられる内容であること(心に響く・感動する)
  多くの人々の間で受け入れられるテーマだと、広く拡散する(ターゲットとする人にリーチする可能性が高まる)。

  ②役に立つ内容であること(有益である)
  人々の課題を解決するような内容だと、同じ問題意識を持つ人々の間に拡散する。

  ③魅力的であること(リッチコンテンツの活用)
  映像や音声を活用した表現豊かなリッチコンテンツで届けたい内容の魅力をアップ。

  ④クセになる内容であること(習慣性)
  ゲーム性があり、続けて利用したくなるようなコンテンツであること。

  ⑤ニュース性があること
  みんながあっと驚くコンテンツであること。

 拙著『勝負は、お客様が買う前に決める!』では、すでにソーシャルメディア上で共感を呼んでいる具体的な事例を紹介しています。

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柴崎辰彦 [富士通株式会社 戦略企画室長]

1964年東京都生まれ。1987年立教大学 文学部 心理学科(産業心理、消費者心理)卒業。1987年富士通株式会社に入社。国際ディジタルネットワークビジネス、テレカンファレンスビジネス、CTIビジネス、CRMビジネスなど数々の新規ソリューションビジネスの立上げに従事。CRMビジネスでの経験を踏まえ、2009年頃からサービスサイエンスの研究と検証を実践中。現在、同社のシステムインテグレーション部門戦略企画室にてコミュニケーション創発サイト「あしたのコミュニティーラボ」を立ち上げ、オープンイノベーションを実践中。(社)情報処理学会、(社)日本情報システム・ユーザー協会、大学等での講演および論文掲載多数。


ソーシャルメディア×事前期待のマネジメント

お客様の事前期待を読み、ソーシャルメディアを活用することで、ライバルと競合する前にお客様をファンにしてしまう。従来の常識では考えられない新発想でお客様との継続的な関係づくりを実現し、ビジネスを拡大する方法を「ソーシャルメディア×事前期待のマネジメント」の視点で全5回にわたって紹介します。

「ソーシャルメディア×事前期待のマネジメント」

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