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オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

安易な1日1食も「老けた」と言われる引き金に!
夏バテを秋まで引きずらない食事術

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第7回】 2012年8月20日
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 学生の頃、夏休みが終わってしばらくぶりにクラスメイトに会うと、急に大人の表情を見せるようになった子が、ひとりやふたりいたように思う。でも、社会人となった今、様子は変わった。夏が終わる頃になると、以前よりも少し老けこんだ、疲れた顔を見せる人が少なくない。

 「ちょっと夏バテ気味で…」の裏側で、老化が着実に進んでしまう夏。なぜ夏に老化が進んでしまうかというと、紫外線によるダメージという外的要因もあるが、夏ならではの食べ方に起因するものが多い。ただ、暑い季節はどうしても食欲が落ちがちで、他の季節よりも食欲に支配されずにいられる分、意外と食生活をコントロールしやすいというメリットがある。

食事が冷たいジュース、麺類だけになっていないか
タンパク質不足で“夏老け”に

 暑くなると、朝は冷たいジュースくらいで済ませて、昼は麺類で簡単に。夜はその日の気分任せで、食べたければ食べるし、食欲がなければ「ダイエットになったりして」なんて淡い期待をいだきながら、適当にすませてしまいがちだ。冷たいものばかり摂ることも夏バテの原因とされ、こんな時期こそ温かいものを、ということもよく言われるが、正直、この暑さの中で外回りをしているようなビジネスマンに「温かい飲み物にしてくださいね」なんて、とても言えない。

 では、他の方法で夏バテの原因をケアするにはどうすればよいか。まず、きちんとタンパク質を摂ることが必須条件だ。この連載を毎回読んでくださっている方には、耳タコに違いないタンパク質。そして、タンパク質源に多く含まれるビタミンB群。これに疲労回復効果があることはすでにお話ししているが、夏、汗をかくとビタミンB群は消費されてしまう。さらに、食欲がなくて、口あたりの良いものを、と麺類やサンドイッチのような炭水化物主体のものばかり食べていると、そこに含まれる糖質をエネルギーに変える過程でビタミンB群をさらに消費してしまう。すると、身体の中はからっぽ状態。バテバテになるのは必至だ。そして、そんな夏の間のタンパク質不足は秋の抜け毛や肌荒れなどのトラブルを生んで、“夏老け”をしてしまう。

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笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

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