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“利用している機能性食品メーカー第1位”
DHCの新聞見開き広告に行政当局が抗議

週刊ダイヤモンド編集部
2012年8月24日
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 「ありがとうございます。DHCは、『利用している(利用したい)機能性食品メーカー』第1位に選ばれました」

 8月16日から19日にかけて、DHCは数多くの全国紙、地方紙に見開きの巨大広告を掲載した。大きな文字が躍ったこの広告を目にした人も多いだろう。同時に新聞広告とは内容が若干違うが、テレビCMも大量に放映し、メディアジャックともいえる手法でブランドの浸透を図っている。

 そのDHCに対して、経済産業省管轄の中部経済産業局電力ガス事業北陸支局が「新聞広告に誤解を与える表現が含まれる」と抗議していることが週刊ダイヤモンド編集部の調べで分かった。その経緯をみると、DHCはコンプライアンス遵守を無視し、広告手法はあざといと言わざるを得ないものだった。

 問題の新聞広告は、同支局の平成23年度北陸地域ライフケア関連産業振興事業でとりまとめた「機能性食品に関する消費者の意識調査報告書」を引用している。その内容は、「利用している(利用したい)機能食品の商品名、メーカー名」を問うアンケート結果で、回答者の12%がDHCと回答(複数回答)し、第1位に選ばれたというものだ。

当局が不適切な結果公開を削除した直後
商業広告へ結果内容を大々的に掲載

 問題は、アンケート結果の取り扱いにあった。同支局は、一度はホームページ上で結果の内容を公開したが、「本来ホームページ等で公にすることが適切でない企業等の実名を挙げた調査結果」であるとして、8月10日にホームページから削除した。問題の広告が掲載される約1週間前のことである。

 同支局は削除する際、調査結果を間違って利用されないよう、「(報告書は)民間企業が調査を実施し、取りまとめたものですが、当支局が実施した調査であるかのような誤解を与える表現で当支局のホームページに掲載いたしました」と説明し、詫びた。

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