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35歳からの「転職のススメ」

「試しに会ってみよう」が大きな落とし穴に!
最悪なエージェントに騙されず転職する方法

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第8回】 2012年8月27日
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 転職を考えるとき、自分ひとりで解決することが難しい時代になってきました。

 「転職」「求人」というキーワードで検索しますと、膨大な量の求人情報があふれていることと思います。確かにここ3年半で、これまででもっとも求人数が多くなっているというデータもあり、いまは情報過多、求人過多時代です。

 一方で各社の採用水準を見ていますと、決して以前よりその水準を下げているわけではありません。やはりリーマンショックの影響から、企業は採用水準を下げてまで人材を獲得しても、その後不景気になったときに人材がコストになると考えているようです。従って、求人数は増えているものの、安易な採用は避けようという姿勢を感じています。

 実際に転職活動をするときに、人材エージェントを使う方が多いわけですが、どの人材エージェントと付き合うのが一番よいのでしょうか?とはいえ実際に、最高の人材エージェントを探すのは難しいところです。しかし、最悪の人材エージェントを見分ける方法はあります。

 今回は、前回に引き続きいくつかの悪いエージェントの例をご紹介して、皆さんのお役に立てればと思います。自分自身もエージェントですので、自戒の念もこめて書かせていただきます。

“ヘッドハンティング”に浮かれるな!
興味のない会社へ勝手に推薦されることも…

 私が知人から聞いた話です。35歳ではじめての転職というAさんは、日本の大手IT企業に勤務し、プロジェクトマネジャーを務める男性でした。

 ある日、ヘッドハンターからスカウトの電話がありました。

 「ある方からあなたが優秀な方だとお伺いしまして、ご連絡をさせていただきました。一度お会いいただけませんか?」

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


35歳からの「転職のススメ」

現在、2人に1人が転職する「大転職時代」が到来しているにも関わらず、30代後半以上のビジネスパーソンの多くは「自分は転職なんて無理」と思っていないだろうか。しかし、実際は35歳以上でも十分転職できるとしたら…?本連載では、35歳以上のビジネスパーソンに対して、35歳からの転職の現状と、転職によって自分のキャリアや能力を見つめ直す重要性を説いていく。

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