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復興通信 被災地のいま

震災から1年半 大船渡市のいま
広がる東北地方とそれ以外の意識格差
全国の皆さんにどうしても伝えたいこと
――岩手県大船渡市 角田陽介副市長

【第2回】 2012年9月7日
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被害の性質も復興への道筋も
阪神・淡路大震災とは大違い

被災前の大船渡町中心部(写真上)/津波浸水の状況(中)/被災後の大船渡町中心部(下)

 平成23(2011)年3月11日14時46分、大船渡市議会の一般質問が行われているさなかに東日本大震災(大船渡市は震度6弱)が発生。14時54分に大船渡市に津波の第1波が観測され、15時18分には8.0m以上(観測値、痕跡によれば10m以上)とされる最大波が来襲して、大船渡市の商業の中心である大船渡町を中心に、市域の各地に大きな被害をもたらした。

 大船渡市の人口は震災当時(平成23年2月末時点)、4万1089人。今回の震災で340人がお亡くなりになり、81人の方が行方不明となられた(平成24〈2012〉年7月末時点)。人口の約1%の方がお亡くなりになるか行方不明となられた計算となる。また、建物の被害は全壊2784世帯・大規模半壊428世帯を含む5515世帯(平成24年7月末時点)。大船渡市の世帯数は1万4970世帯(平成23年2月末時点)であったから、概ね2割の世帯が全壊もしくは大規模半壊の被害を受けたこととなる。

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復興通信 被災地のいま

東日本大震災から1年半が経ち、被災地の報道・情報は極端に少なくなってきている。これが絆を誓い合った日本の姿なのだろうか。情報やニュースが少なくなれば、復興は順調に進んでいると思いがちだが、それは事実を確認したうえでは判断ではない。大震災の記憶を風化させず、被災地に思いを致すために、現地から被災地のいまの姿をレポートとしてもらう。

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