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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

ダジャレの事後処理は他人への配慮から
御法度は「予防線で照れ隠し」「自分で笑う」

石黒謙吾 [著述家・図考師]
【第13回】 2012年9月11日
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実は重要なダジャレの後処理
相手と周囲への配慮を込めて

 ダジャレを「作る」ではなく「使う」に関して携えておきたい三種の神器は、「前もって話の流れを作る」「発するタイミング」「発してからの後処理」という3つのポイント。せっかく珠玉の作品を思いついたら、スマートに使いこなしたい。オリジナリティ溢れるダジャレを生みだし、効果的に伝えていくことを研鑽し、総合芸術としてのダジャレを楽しみましょう。

 前振りとタイミングについてはそれぞれ回を改めしっかり解説するとして、今回はオマケと考えられがちだけど、実は重要な後処理についてを。と言うと、ネタがウケる、ウケないということをイメージするかもしれませんが、それは直接は関係ない。笑ってもらうためというよりも、より伝わりやすくとか、周囲が反応しやすくしたり、逆にさらっと自然に次の会話に移れるような雰囲気で流せるようにしてあげたりということ。つまり、自分のためではなく、相手or周囲への配慮と考えます。

典型的な「なんちゃってな」は
相手にさむい反応を強いるもの

 まずは最悪な例でマイナスな事後処理を見てみましょう。

 居酒屋で上司が部下に。

 「さて、アタリメでも頼むかな。あったりめーのようにな。なんちゃってな、がははは」

 このパターンがなんともこっぱずかしいセルフフォローであることは、誰しも肌身で感じることでしょう。その理由を解析してみますと……。

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石黒謙吾 [著述家・図考師]

いしぐろ・けんご/1961年金沢市生まれ。映画化もされたベストセラー『盲導犬クイールの一生』をはじめ、『2択思考』『エア新書』『分類すると地アタマが良くなる』『ダジャレ ヌーヴォー』など、硬軟取り混ぜ著書多数。チャートを用いて構造オチの笑いに落とし込む「図考師」としての著書に『図解でユカイ』が。プロデュース&編集の書籍も幅広いジャンルで200冊を手がける。野球とビールと犬と笑いを愛する。全キャン連(全国キャンディーズ連盟)代表。
■ブログ=イシブログケンゴ
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ダージャリスト・石黒謙吾の 「科学するダジャレ」~地アタマが良くなる知的メソッド

40年間の蓄積から導き出した、ダジャレの記号学的構造解析。「ラップもダジャレだ!」ダジャレ界に革命を起こした伝説の書『ダジャレ ヌーヴォー』の著者であり、ダージャリスト、ダジャリエの石黒謙吾が、クリエイティビティの高い知的な言葉遊びをアカデミックに解説。助詞・助動詞を含めてはいけない、かかりの深さ、母音列&子音列の基本活用、差し替え・加減・倒置など構造の14分類、B面という考え方、遠回りの妙、知的なラリー……。単なるお笑いネタとは一線を画す内容は、地アタマを良くし、スマートなコミュニケーション力も。バカなやつほど「さむ~い」、デキルやつは「クール!」

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