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「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

固有名詞が思い出せない!
中高年の「もの忘れ」はなぜ起こる?

──年を重ねると「脳内検索エンジン」が低下

山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]
【第16回】

人間は、脳あってこその存在。人の行動、思考、感情、性格にみられる違いの数々は、すべて脳が決めているのです。「心の個性」それはすなわち「脳の個性」。私たちが日常で何気なく行なっていることはもちろん、「なぜだろう?」と思っている行動の中にも「脳」が大きく絡んでいることがあります。「脳」を知ることは、あなたの中にある「なぜ?」を知ることにもなるのです。この連載では、脳のトリビアともいえる意外な脳の姿を紹介していきます。

50歳を越えると
はじまる「もの忘れ」

 若いときは些細なことも明確に覚えられたのに、ある年齢を過ぎると、とたんに記憶があいまいになりますよね。特に固有名詞が出てこなくなります。

 それに気づきはじめたとき、誰もが「ああ、ついに自分にも老化がはじまったのか…」と、自分自身の記憶力に自信を失いはじめるのではないでしょうか。

 個人差はあるとしても、50歳を越えるとその傾向が顕著となります。なぜ中高年になると、記憶力が落ちたと感じるのでしょう。

 人間の記憶力は、シナプスと深い関係があります。シナプスは神経細胞と神経細胞とをつなぐ重要な役割を果たしていますが、記憶の場合もシナプス抜きでは考えられません。人間はさまざまな神経細胞を組み合わせてシナプスをつくり、多くの物ごとを記憶しているのです。

 しかし、その神経細胞の組み合わせ方は、若い時代と中高年になってからでは異なっています。

 それはいったいどういうことなのでしょう。

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山元大輔 [監修] [東北大学大学院生命科学研究科教授/理学部生物学科教授]

1954年東京都生まれ。東京農工大学農学部卒業後、同大学院農学研究科修士課程終了。理学博士(北海道大学)。ノースウエスタン大学医学部博士研究員、三菱化学生命科学研究所室長を経て、1999年から早稲田大学人間科学部教授。同大学理工学部教授を経て、現在、東北大学大学院生命科学研究科教授。同大学理学部生物学科教授。


「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!

人間は脳あってこその存在。行動、感情、性格の数々はすべて脳が決めています。「脳」を知ることは、あなたの中の「なぜ?」を知ること。当連載では、脳のトリビアともいえる、意外な脳の姿を紹介していきます。

「「脳」がわかれば「なぜ?」がわかる!」

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