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35歳からの「転職のススメ」

なぜあの人はなかなか転職できないのか
面接でやってしまった失敗事例集

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第13回】 2012年11月5日
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面接対策をしたか・しないかで
合格する確率は50%以上も違う!?

 「面接で内定を取るためにはどうしたら良いのか?」

 これは、今まで数えきれないほど受けてきた質問です。これを話せば「絶対内定!」という成功法則はありません。しかし、失敗する確率を低くすることは十分に可能です。

 多くの転職希望者の方は、面接対策が不十分です。その結果、面接を通過できていないといえます。面接対策を十二分に行うことによって、面接の合否が50%以上変わってきます。これは一時期、私自身がデータをとっていたことからも明らかです。面接対策を完全に行ったときには、何もしていないときよりも合格する確率は50%近く向上します。

 当時私は、徹底的に面接を究めてみようと追求していましたので、転職希望の方の表情から動作、発言内容まで細かく観察し、もっとどうすれば良いのかを細部にわたって研究しました。アメリカのホームドラマに『ライ・トゥー・ミー~真実は嘘を暴く~』というものがあります。専門家が犯罪者を見抜くために微かな表情を観察するというものです。このドラマを見たときに、私も同じようなことをやっていたんだなと感じたくらいです。

 その後、自分のやってきたことを振り返る機会があり、転職希望の方にとって大事なのは「内定を取ること」ではなく、あくまでも転職後のビジネス人生を充実させることだと気がつきました。そう考えると、受からない企業にギリギリ受かることの意味は、どれほどのものなのだろうかと反省するようになり、今では内定をギリギリとるための対策をすることは一切やめています。

 とは言いながら、多くの人材紹介会社が面接対策を施すようになっており、自分の力を十分に発揮することなく、相対比較で落ちてしまう方が増えているのも事実です。そこで私からいえることは、完全な嘘やでっちあげはそもそも相手にばれますし、通用しないということ。そして、一定の準備をせずに面接をすれば、多くの方はイマイチな結果になってしまうということです。それだけ面接、採用の現場がシビアになってきていると感じます。

 では、面接の場ではどんな質問をされることになるのでしょうか?多くの企業が面接で聞く質問は、自己紹介、転職理由、志望動機、仕事上の強み(成功体験)、弱み(失敗体験)、将来のキャリアビジョン、年収、希望年収、転職時期です。

 成功するための面接対策というよりは、やはり失敗事例から学ぶことが大事です。そこで今回は、失敗をしている人が多い事例をご紹介していきましょう。

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


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現在、2人に1人が転職する「大転職時代」が到来しているにも関わらず、30代後半以上のビジネスパーソンの多くは「自分は転職なんて無理」と思っていないだろうか。しかし、実際は35歳以上でも十分転職できるとしたら…?本連載では、35歳以上のビジネスパーソンに対して、35歳からの転職の現状と、転職によって自分のキャリアや能力を見つめ直す重要性を説いていく。

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