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パナソニックが名門バスケとバドミントンを休部へ
経営危機にあえぐソニー、NECは大丈夫か

相沢光一 [スポーツライター]
【第228回】 2012年11月27日
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 大手電機メーカーが軒並み業績不振にあえいでいる。パナソニック、シャープ、ソニー、NECで各社とも巨額の赤字を計上、リストラなどで経営の立て直しを図っているという。

 この事態はスポーツ界にも影響を与える可能性がある。シャープを除く3社は昔からスポーツ活動に熱心に取り組んでおり、それぞれいくつかの競技に強豪チームを持っている。

 業績が悪化するとスポーツチームがリストラの対象になりがちだ。実際、パナソニックは10月末、男子バスケットボール部とバドミントン部を今季限りで休部することを発表した。他の2社のスポーツチームも今後の業績次第では活動休止の憂き目を見る可能性があるのだ。

 ともあれ、日本を代表する電機メーカー、パナソニックが、スポーツチームを休部せざるを得ないところまで追い込まれていることには驚かされた。しかもそのふたつ、男子バスケットボール部とバドミントン部は日本のトップに君臨してきた名門なのだ。

野球部には“世界の盗塁王”福本豊も!
一流選手を多数輩出した名門パナソニック

 パナソニックには現在、5つの社会人スポーツの部がある。野球、男子バレーボール、男子バスケットボール、ラグビー、バドミントンだ。野球部は1950年に創部。強豪がひしめく近畿地区でも常にトップレベルの実力を維持し、都市対抗には47回出場、準優勝1回、日本選手権では2回優勝している。このチームからプロになった選手も多い。日本プロ野球の盗塁記録を持つ福本豊氏、同時期に阪急の中軸で活躍した加藤英司氏、快速球で鳴らした山口高志氏、西武の抑えで活躍した潮崎哲也氏、現役では阪神の久保康友投手などがいる。

 バレーボール部(パンサーズ)も名門だ。日本リーグや全日本選抜など全国タイトルを23も獲得。全日本チームにも過去には木村憲治氏、横田忠義氏、現在全日本女子チームの監督を務める眞鍋政義氏、現役では宇佐美大輔、山本隆弘などがいる。

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相沢光一 [スポーツライター]

1956年埼玉県生まれ。野球、サッカーはもとより、マスコミに取り上げられる機会が少ないスポーツも地道に取材。そのためオリンピックイヤーは忙しくなる。著書にはアメリカンフットボールのチーム作りを描いた『勝利者』などがある。高校スポーツの競技別・県別ランキングをデータベース化したホームページも運営。 「高校スポーツウルトラランキング」


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