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社会人必携!最低限知っておきたい法律知識

たかが自転車の衝突事故と侮るべからず
最大で数千万円の賠償責任を負うことも

【第9回】 2012年11月28日
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この数年、車道を自動車並のスピードで駆け抜ける自転車を見かける事は非常に多くなった。かつてはメッセンジャー便の専売特許だったが、一般のビジネスパーソンで、プロ仕様の自転車に乗る人が増えている。確かにエコだし、健康にも良い。しかし、自転車が絡んだ衝突事故も増加している。自転車に乗る人は、どのような法的責任があるのだろうか。(弁護士・勝浦敦嗣 協力:弁護士ドットコム

流行る自転車通勤
増加する衝突事故

 環境対策や健康増進などを目的に、自転車通勤をするビジネスパーソンは格段に増えた。車と並んで車道を自転車で駆け抜ける姿は、都内ではもはや珍しい事ではなくなった。休日に自転車で遠出する人も多いと聞く。

 それと同時に、今、自転車と歩行者の事故が急増している。交通事故の案件に混じって、筆者の元にも自転車事故の案件が見られるようになった。

 もし、自転車で通勤中、歩行者とぶつかってケガをさせてしまったら……。あるいは、休日にサイクリングを楽しんでいるとき、誤って子どもにぶつかってケガをさせてしまったら……。あなたはどのような責任を負うか、考えてみた事があるだろうか。

 本稿では以下の4つの点を考えみたい。

(1)加害者になってしまったらどうすればいいか
(2)損害額はいくらになるのか
(3)どれくらいの割合で負担しなければならないか
(4)刑事上の責任はどのようになるか

 では早速、具体的に説明を始めよう。

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社会人必携!最低限知っておきたい法律知識

日本全国の4000名以上の弁護士が登録する法律相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム」との共同連載企画。同サイトには、さまざまな相談案件が持ち込まれます。その数20万件以上!離婚、交通事故、債務整理は定番で、痴漢えん罪や地域住民同士のトラブル、企業関連の紛争、なかには「えっ! そんなことが!」と驚く内容も多く寄せられています。本連載では、ビジネスマンが普段の生活で直面するであろうテーマを取り上げ、実際に「弁護士ドットコム」に寄せられた相談内容を紹介しながら、最低限、知っておくべき法律知識を紹介、解説します。

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