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社会人必携!最低限知っておきたい法律知識

包茎手術の開始直前に見せられた「二種類の写真」
増加する男性の美容整形手術トラブルにご用心

【第13回】 2013年2月20日
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美容整形といえば女性がするもの、男性は関係ない、とお思いだろうか。10年前なら、まだまだ「男性が美容整形!?」という時代だったが、今や男性も立派なお客様。とくに男性の場合、美容整形に外見よりも、包茎手術など下半身に関わる改善を求める向きが多いようだ。他人には知られたくないことだけに、問題があっても相談したり訴えたりしづらく、そんな患者心理につけ込む悪徳病院もあるという。美容整形でトラブルに巻き込まれないために、注意すべきポイントを考える。(弁護士:広瀬めぐみ 協力:弁護士ドットコム

十分に整っているのに
本人は「許せない!」

 10年ほど前のある日。眉目秀麗なカップルが、連れ立って筆者が務める法律事務所を訪れた。弁護士として働き出してすぐの頃だったと思う。服装も実にファッショナブルで、古びた法律事務所の入り口が、一気に華やいだ雰囲気になったことをよく覚えている。

 聞けば、二人とも顔を何ヵ所も整形しているという。二人のうちの男性のほうが、鼻の形が気に入らないから整形手術のやり直しをしてもらいたいが、どうか、という相談だった。男性の美容整形手術について相談を受けたのは初めてだった。

 男性は、小鼻の膨らみが気になり、ここを整えたつもりだったのに、ちっとも整っていない。やり直しを求めたいが、美容外科からは再手術の費用がかかると言われた、許せない!と気色ばんでいる。筆者は、男性の綺麗に整った美しい鼻をまじまじと見つめ、いったい何が気に入らないのかと不思議に思った。

 美の基準は人それぞれである。筆者には十分に美しいと思われた小鼻だが、彼は納得が行かなかったのだろう。はたして、彼は美容外科にやり直しを求めることができるのだろうか?

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社会人必携!最低限知っておきたい法律知識

日本全国の4000名以上の弁護士が登録する法律相談ポータルサイトである「弁護士ドットコム」との共同連載企画。同サイトには、さまざまな相談案件が持ち込まれます。その数20万件以上!離婚、交通事故、債務整理は定番で、痴漢えん罪や地域住民同士のトラブル、企業関連の紛争、なかには「えっ! そんなことが!」と驚く内容も多く寄せられています。本連載では、ビジネスマンが普段の生活で直面するであろうテーマを取り上げ、実際に「弁護士ドットコム」に寄せられた相談内容を紹介しながら、最低限、知っておくべき法律知識を紹介、解説します。

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