家庭で使われる電気代の約7割を占めるのがエアコン、冷蔵庫、照明器具、テレビの4つの家電製品です。まずは、この4つの使い方を見直すところからはじめましょう。
♦電気代の節約リスト♦
①エアコン
・設定温度を1度下げれば(21度から20度にする) ⇒年間約1170円節約
・暖房の使用時間を1時間短縮 ⇒年間約900円節約
・月2回のフィルター掃除で ⇒年間約700円節約
②冷蔵庫
・つめこみの冷蔵庫から食材を半分へ減らせば ⇒年間約960円節約
・設定温度を「強」から「中」で ⇒年間約1360円節約
③照明器具
・点灯時間を1日1時間短くする
・54Wの白熱電球で ⇒年約430円節約
④テレビ
・画面を明るくすぎないようにする ⇒年間約600円節約(液晶)
・1日1時間テレビをつける時間を短縮 ⇒年間約370円節約(液晶)
以上、節約金額は、省エネルギーセンターのデータを参考にしました。
その他、細かいところでは、温水洗浄便座のふたを閉めると年約770円、便座の温度を低めに設定すると年約580円、洗浄水の温度を低めにすると年約300円の節約になります。(省エネルギーセンター調べ)
あなどれないガス代
家庭エネルギーの3割が給湯!?
次にガス代です。家庭エネルギーの約3割が給湯にかかると言われています。
お湯を使えば水道代だけでなくガス代もかかりますから、シャワーは流しっぱなしにしないようにしましょう。
シャワー17分はバスタブ1杯(200リットル)に相当し、どちらも約80円かかります(東京ガス)。
また、冬は水温が下がりやすいので追い炊きをすると1回当たり10〜15円程度ガス代がかかり、お風呂のふたをして保温をするほうが節約になります(東京ガス)。できれば家族で間隔をあけずに入浴をすることが大切です。
♦ガス代の節約リスト♦
・間隔をあけずに入浴すれば ⇒年間約5270円節約
・お風呂のふたをしめる ⇒年間約2051円節約
・シャワー時間を1分短縮 ⇒年間約1760年節約
(データ元:省エネセンター)