超お得!【関西】中高一貫・高校&大学最新序列#6Photo by Akio Fujita

複数の大学、学部に合格した生徒が、どちらを進学先として選んだかがわかる「W合格進学率」。特集『超お得!【関西】中高一貫・高校&大学最新序列』(全8回)の#6では、関西の名門大学「関関同立」「産近甲龍」において本当に人気のある大学、選ばれる学部はどこか。その勝敗表の最新版を一挙公開する。(ダイヤモンド編集部 野村聖子)

「週刊ダイヤモンド」2022年10月22日号の第2特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

関関同立&産近甲龍の
真の序列をあらわすW合格進学率

 関西を代表する私立大学といえば、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学の4大学。それらの総称である「関関同立」は関西の名門私立大の筆頭グループとして扱われている。

 その次点に当たるのが、近畿大学、甲南大学、龍谷大学、京都産業大学の「産近甲龍」と称されるグループだ。

 しかし、本特集#1『関西で難関大学「合格者数が伸びた」高校ランキング【ベスト30】3位雲雀丘学園、2位市立西宮、1位は?』で説明したとおり、関西は首都圏よりも国公立大学志向が強い。

 早稲田大学、慶應義塾大学を筆頭に難関私立大を第一志望とする層も厚い首都圏と異なり、あくまでも国公立大を第一志望とした上で、その併願先として私立大を検討するというイメージがメジャーなのだ。

 では、関関同立と産近甲龍を併願先とするのはどのような受験層なのか。そして、複数の大学、学部に合格した生徒がどちらを進学先として選んだかがわかる「W合格進学率」から、関関同立と産近甲龍の真の序列を明らかにする。