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行動科学マネジメント入門
【第2回】 2013年2月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
石田 淳 [社団法人行動科学マネジメント研究所所長]

なぜ、部下が育たないのか?
「どうしてできない?」から「どうすればできるようになるのか?」へ発想を変える

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「ゆとり世代」の部下たちは上司と摩擦を起こしたくないばかりに、わからなくても「わかりました」と言ってしまう。上司としては「どうしてできない?」と苛立つばかり。自らも部下育成に苦労したという石田淳氏の新刊『8割の「できない人」が「できる人」に変わる!行動科学マネジメント入門』の「プロローグ」よりアドバイスを贈る。

自分を基準に考えてはいけない

 私自身、幅広く事業を営む中で、部下を育てるのに非常に苦労した経験があります。
 自分ができることを彼らができないでいると、決まって思ったものです。
「なんでこんなことができないのか!」
 そして、とにかく自分のマネをさせようと、あれこれ指示を出し、自らのやり方を押しつけては大勢の優秀な人材を辞めさせる結果となりました。

 そうしたことを繰り返しているとき、私はアメリカで行動科学マネジメントの理論に出会い、自分の間違いに気づきました。
 私は、一生懸命、教えているつもりでいたけれど、それは具体的な「行動の指示」ではなく、「やる気の喚起」という極めて曖昧な根性論にすぎなかったと。
 そしてまた、「人はなぜ動くのか」という理由は、個々人まったく違うのだから、自分を基準に考えてはいけないのだと。

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石田 淳 [社団法人行動科学マネジメント研究所所長]

社団法人行動科学マネジメント研究所所長/社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事/株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長兼最高経営責任者/アメリカの行動分析学会 ABAI(Association for Behavior Analysis International)会員/日本行動分析学会会員/日本ペンクラブ会員/日経BP主催『課長塾』講師
米国のビジネス界で大きな成果を上げる行動分析を基にしたマネジメント手法を日本人に適したものに独自の手法でアレンジ。「行動科学マネジメント」として確立。 その実績が認められ、日本で初めて組織行動の安全保持を目的として設立された社団法人組織行動セーフティマネジメント協会代表理事に就任。 グローバル時代に必須のリスクマネジメントやコンプライアンスにも有効な手法と注目され、講演・セミナーなどを精力的に行う。 趣味はトライアスロン&マラソン。2012年4月にはサハラ砂漠250kmマラソンに挑戦、完走を果たす。 著書に、『教える技術』『図解・教える技術』(かんき出版)、『会社を辞めるのは「あと1年」待ちなさい!』(マガジンハウス)、『組織が大きく変わる最高の報酬』(日本能率協会マネジメントセンター)、『3日で営業組織が劇的に変わる行動科学マネジメント』(インフォレスト出版)、『組織行動セーフティマネジメント』『短期間で組織が変わる行動科学マネジメント』(ダイヤモンド社)などがある。
株式会社ウィルPMインターナショナルHP:http://www.will-pm.jp/
社団法人組織行動セーフティマネジメント協会HP: http://behavior-based-safety.org/
石田淳ブログhttp://www.will-pm.jp/blog/ 

 


行動科学マネジメント入門

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