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ピカソの秘密
【第3回】 2013年3月13日
著者・コラム紹介バックナンバー
山口揚平 [ブルーマーリンパートナーズ 代表取締役]

自分の産む価値をお金に換えたいなら
好きなこととやるべきことを追求しよう

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人はみな、価値を産み出す源泉を内に秘めている。仕事とは、その才能をお金に変換する作業にすぎない。もし、世界に価値を産み出したいなら、何よりもまずは“好き”を追求しよう。それでも、やりたいことがみつからないなら、やるべきことをやろう。

 人はみな、価値を産み出す源泉を内に秘めている。仕事とは、その才能をお金に変換する作業にすぎない。

 いつか、スタジオジブリの宮崎駿監督が、テレビのドキュメンタリーで「僕は才能の奴隷です」と話していたことを思い出す。考え悩み抜いて作品に魂を込める宮崎氏の姿勢は、まさにプロフェッショナルの仕事そのものである。

 プロフェッショナルとは、神にプロフェス(宣誓)する存在である。プロは、顧客や社会、自分の状態を考慮に入れながらも、あくまで「神との契約」に基づき、みずからの美学、使命(ミッション)に従って仕事を遂行する。

使命が転じて、価値となる。価値が変じてお金になる。その一貫した流れの中で生きていきたいと思った。使命に従うことは、もっとも効果的・効率的な「お金を稼ぐ」、つまり価値を産み出す方法だ。

 お金のピラミッドで言えば、左辺がそれにあたる(図)。価値をお金に変える世界で一番大切なことは、ピラミッドの左下にある「使命」から始めることだ。この使命と、覚悟が結びついて、価値となる。

 

「30秒100万円也」でピカソが言いたかったこと

 どうすれば自分の使命(ミッション)をみつけ、それに従って生きることができるのか?使命を見つけるのは、大変なことのように思われる。

 本連載の初回に登場したピカソには、次のような逸話もある。

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山口揚平 [ブルーマーリンパートナーズ 代表取締役]

早稲田大学政治経済学部卒。1999年より大手コンサルティング会社でM&Aに従事し、カネボウやダイエーなどの企業再生に携わった後、独立・起業した。企業の実態を可視化するサイト「シェアーズ」を運営し、証券会社や個人投資家に情報を提供、2010年に同事業を売却後、12年に買い戻した。現在は、コンサルティングなど複数の事業・会社を運営する傍ら、執筆・講演を行う。専門は貨幣論・情報化社会論。著書に『なぜか日本人が知らなかった新しい株の本』(ランダムハウス講談社)』『企業分析力養成講座(日本実業出版社)』『そろそろ会社辞めようかなと思っている人に、一人でも食べていける知識をシェアしようじゃないか(アスキー・メディアワークス)』。
ブルーマーリンパートナーズ 公式サイト http://www.bluemarl.in/
Twitterアカウント http://twitter.com/yamaguchiyohei

 


ピカソの秘密

将来の「正解」が見通せない今、誰もが、ぼんやりとした不安を抱えています。その大きな原因は「変化が重なり、先が読めないこと」。なかでも、グローバル化やIT化によって最も変化したもののひとつが、金融、「お金」のあり方です。本連載では、「お金」の変化を整理し、これからの世の中で幸せをつかみ、経済的に生き抜いていくための考え方や行動様式について、先達?ピカソにも倣いながら紹介していきます。

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