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ふらんす地方漫遊記

ワインと、フランソワ一世と、ダ・ヴィンチと…
優美でロマンティックなロワール地方の夜

みえぞう
【第2回】 2013年3月21日
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 こんにちは、みえぞうです。

前回は、日本人に人気のデスティネーション、南仏プロヴァンス地方のことを書かせていただきました。

 今回は、パリから近いロワール地方をご案内します。

 ロワール地方は、南仏に続き、とても人気のあるデスティネーションです。パリのちょうど下あたり(フランス西部)に位置し、パリからTGV(フランス国鉄が運行する高速鉄道)で中心地のトゥールまで1時間弱、レオナルド・ダ・ヴィンチが晩年を過ごした地として有名なアンボワーズには、およそ2時間20分で到着します。

優美な風景が拡がるロワール地方 Photo:(c)Atout FranceDaniel Gallon-Dangal

 都会を離れて、この地方に入っていくと、ゆったり流れるロワール川流域に葡萄畑が広がり、その中に美しいお城がぽつぽつと建っているのを目にします。まさにおとぎ話の世界のようで、「眠れる森の美女」の舞台とされているユッセ城など、お姫様の住むイメージのお城もあります。

 300以上のお城が点在するこの地域は、世界遺産にも登録されています(正式登録名:シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷)。

 フランソワ一世(1494-1547)が統治していたルネッサンス時代に建てられたお城が多い中、たとえばシャンボール城のように、城主が代わるたびに増築され、ルネッサンス様式とゴシック様式が混在しているスタイルも存在します。日本の神社・仏閣のように、歴史的建造物のお城が多数集約している、フランスでも稀な地域なのです。

二重螺旋階段のあるシャンボール城 Photo:(c)Atout FranceJean François  ripelon-Jarry
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みえぞう(♀)

フランス在住歴は3年半。アラン・デュカス会長のフランスのホテルグループ、シャトー&ホテル・コレクションの日本予約センターにて予約・手配を行っている。前職で南仏&モロッコのホテル調査に奔走し、公共交通機関 をフル活用した経験を積み、今では旅行術のスペシャリストになる。食べることをとことん愛し、自他共に認めるグルメ。仕事と趣味を兼ねてフランスと日本を往来し、現在はフランス初心者から上級者の方まで、旅のお手伝いをしている。少しでもフランスの良さが伝えられればと思い、『ふらんす地方漫遊記』の連載を担当。

 


ふらんす地方漫遊記

1年間に7000万人以上のツーリストを受け入れる国=フランス。外国人観光客受け入れ人数の国別ランキング1位を誇り、ガイドブック[地球の歩き方/フランス]もエバーグリーンな人気を誇っています。フランスが、誰にとっても「一度は訪れてみたい国」「もう一度訪れてみたい国」であることは間違いありません。しかし、パリに滞在し、モン・サン=ミシェルを訪れるようなありきたりの旅ではもったいない。「他の人とは一味違うフランス旅行をしてみたい!」「フランスの古城に一度でいいから泊ってみたい!」「ビストロやブラッセリーで至福の時を過ごしたい!」――そんな人のために、「地球の歩き方 旅プラザ」スタッフのスペシャリストが、フランスの地方別に見どころをピックアップし、[大人の旅]を紹介します。

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