ダイヤモンド社のビジネス情報サイト
オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

五月病にならないための食事術

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]
【第23回】 2013年4月15日
著者・コラム紹介バックナンバー
1
nextpage

 春になり、少しずつ気温が上がるように、気分も上向きになってくる。さらに、新年度が始まって気分も一新!さぁ、がんばるぞ!…と言いたいところだが、実際はどうも違うことがよくある。

 忙しい1日の終わりに「今日もよく頑張った!」と思えていたのが、「なんだか疲れたな」と感じるようになる。いつもだったら流せることが、妙に心にひっかかる。……あれ?心のエネルギーレベルが落ちているな…。そう思い始めた3月半ば、クライアントの調子が、揃いも揃ってすこぶる低空飛行。いつもは滅多にない当日キャンセルまで増えたりする。

 その途端に、「あ、そっか…今年もそういう時期なんだな…」と思うのは、心療内科で働いていたせいかもしれない。

 縁起でもないし、唐突に思えるかもしれないが、日本全国の自殺件数が一番多いのは何月かご存知だろうか?五月病、という言葉もあるくらいだから、なんとなく5月が多そうだが、属性や、調査年によって異なるものの、3月、4月、5月、と高い値が続く。

 その理由には、本当に様々なものがあるとは思うが、この華やかな浮かれた陽気の裏で、心は沈みがちな人も少なくないのではないだろうか。むしろ、周りが明るく見える分、余計に光が遠くに感じる人がいるかもしれない。だから、五月病にならないように…と思うのであれば、今から注意しておくのが良いだろう。

「低気圧」が無意識のうちに
ストレスを高めている

 心のコンディションに影響を与えるものとして、いくつかの要素がある。まずは、家族、パートナー、友人、あるいは職場などでの人間関係だ。些細なことのようでも、朝、仕事に行くときに気持ちよく見送ってもらえるのと、不満をぶつけられながら家を出るのとでは、少なからずその日の仕事のパフォーマンスにも影響してくる。また、家に帰って、笑顔で迎えてもらえるのと、「あ、帰ったの?」と言われるのでは、1日の疲れの取れ具合も違うだろう。しかし、人間関係は、なかなか自分の思い通りにはいかないものだ。そして、この悩みは季節を問わず、年中無休である。

1
nextpage
関連記事
スペシャル・インフォメーションPR
クチコミ・コメント

DOL PREMIUM

PR

経営戦略最新記事» トップページを見る

最新ビジネスニュース

Reuters

注目のトピックスPR

話題の記事

笠井奈津子 [栄養士、食事カウンセラー]

東京都生まれ。聖心女子大学文学部哲学科を卒業後、栄養士免許取得。現在、栄養士、食事カウンセラー、フードアナリストとして活躍中。都内心療内科クリニック併設の研究所での食事カウンセリングやセミナーなどで、これまでに携わった8000通り以上の食事記録をもとに食事指導を行っている。また、“食卓に笑顔を”の願いのもと、『Smile table』を主宰し、ビジネスマン向けに企業内研修、カウンセリングをするほか、ワークショップなども実施している。最新の情報などはこちらへ。
著書には『甘い物は脳に悪い』『成功する人は生姜焼き定食が好きだ』がある。
文化放送「オトナカレッジ・健康学科」に隔週木曜日出演中。詳しくはこちらから→オトナカレッジHP
ポッドキャスト「オトナカレッジ・聴く図書館」でも聴けます。番組紹介動画はこちら

 


オトコを上げる食事塾 笠井奈津子

男も35歳を過ぎれば、体のあらゆるところにガタがくるもの。昨日の酒がなかなか抜けない、太りやすくなった、集中力が続かない、髪の毛がよく抜ける…。そんな症状を食事で改善できるとしたら?経営者や管理職セミナー、企業研修で多くの男性ビジネスパーソンの食事を指導している栄養士・食事カウンセラーの笠井奈津子氏がデキる&モテるビジネスパーソンになるための食事のルールをご紹介。健康的で若々しい体は食事からつくっていきましょう。

「オトコを上げる食事塾 笠井奈津子」

⇒バックナンバー一覧