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35歳からの「転職のススメ」

「アベノミクス」はいつまでも続かない!?
転職市場が好調な今こそオススメな業界と企業

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第23回】 2013年4月22日
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デフレビジネス

 ファーストリテイリング(ユニクロ)、ジェイアイエヌ(メガネのJINS)、俺の株式会社(俺のイタリアン、俺のフレンチ)のような、価格がリーズナブルなサービスが今、多くの方に求められています。

 日銀が「インフレターゲット2%」を掲げましたが、なかなか簡単には個人の給料が上がらないなかで、良いものを安く提供している企業の評価がますます高くなるはずです。このような「デフレビジネス」に強い企業では、現場の仕事も本社系の仕事も採用数が伸びていくでしょう。

文化輸出型ビジネス

 これは、日本ならではのサービスを行うビジネスを指します。飲食でいえば、海外でも流行している和食の「大戸屋」がその例です。海外では決して安く提供しているわけではなく、相場は日本と同じくらい。それでも日本食は、高い人気があります。

 また、東京寿司アカデミーのように、日本だけではなく、シンガポールで寿司職人を養成するというサービスも注目です。もちろん寿司は日本が本場ですし、なかなか海外では技術の習得が難しいものなので、今後も需要が高まっていくでしょう。

 飲食、サービスは、日本では必ずしも人気が高くない業界ですので、こうした企業でのビジネス体験を得てから転職ですることで、次のステップでは海外赴任など、夢も膨らみます。

クラウドソーシングビジネス

 ここ数年、新たな業務が発生した際に、正社員を雇うのではなく、非正規雇用社員を効果的に活用する企業が増えてきます。景気の良いときに人を雇い、不景気になると解雇するということは、解雇規制が厳しい日本の法律ではなかなかできません。また、解雇をした企業は世間一般からの評判も悪くなるでしょう。企業にとっては、優秀な方のスキルを適切なスパンで提供してもらうことが大事なのです。

 エンジニア、クリエイターではクラウドワークス社が、イラストではMUGENUP社が成長してきています。成長業界ですので、エンジニア、クリエイターのみならず、オールジャンルで人材採用の可能性があるビジネス分野といれうでしょう。

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


35歳からの「転職のススメ」

現在、2人に1人が転職する「大転職時代」が到来しているにも関わらず、30代後半以上のビジネスパーソンの多くは「自分は転職なんて無理」と思っていないだろうか。しかし、実際は35歳以上でも十分転職できるとしたら…?本連載では、35歳以上のビジネスパーソンに対して、35歳からの転職の現状と、転職によって自分のキャリアや能力を見つめ直す重要性を説いていく。

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