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経営請負人の時代

外資系企業と日系大企業の違いから見えてくる
日本のビジネスパーソンと企業の課題
――ラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク 安田結子氏【後編】

南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]
【第15回・後編】 2013年5月1日
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経営幹部層に特化したリクルーティングおよびアセスメントを行うラッセル・レイノルズ・アソシエイツ・ジャパン・インク。世界4大エグゼクティブリクルーティング会社の日本支社代表としてこれまで多くの企業に優秀なリーダーを紹介してきた安田氏は、日本の国のリーダーですら海外から見ると存在感が薄いと言う。前回に続き、リーダーシップの定義を伺うことで、日本のビジネスパーソンが身につけるべきことは何かを紐解く。

考えるべきは、
「自分は何ができて、何をしたいのか」

やすだ・ゆうこ
一橋大学社会学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)経営学修士(MBA)。日本IBMにて、SEとして社内情報システムの構築を担当。その後、ブーズ・アレン・ハミルトンのニューヨーク本社、東京事務所においてテクノロジー企業を主対象としたコンサルティング活動を行う。1993年ラッセル・レイノルズ入社以降、すべてのテクノロジー関連プロジェクトに参加。インダストリー、ヘルスケア、消費財、マーケティング、プライベートエクイティ分野での経験も豊富。2004年より日本支社代表。

南 これから日本を牽引していく30代40代のビジネスパーソンに対して、安田さんは何を伝えたいですか?

安田 私の尊敬する経営者の言葉なのですが、「随所に主となれ」という言葉を贈りたいです。どの環境にいたとしても、自分に与えられたポジションで実績を出すことが大切だと思っています。

南 いい言葉ですね。

安田 30代の悩んでいる方とお会いすると、不思議とみなさん口を揃えて今の仕事が合わないとおっしゃるんです。だけどそれは自分の思い込みであることが多いんですよね。与えられた環境や仕事の中でどうすれば自分を活かせられるかを考えることが大切だと思います。

南 僕もそう思います。仕事や会社が合わない・違うと感じるなら、それを変えていくアクションを主体的に取るべきで、そうすれば解決することも多いですよね。

安田 はい。具体的には、どうすれば仕事を楽しめて会社に貢献できるか、周りに影響を与えられるかを考えることです。むやみな転職を繰り返すよりも、与えられた環境で何かを成し遂げた方が良い人生を送れるんじゃないかと思っています。

南 それでも転職したいと思ったときに考えるべきことは何だと思われますか?

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南 壮一郎 [株式会社ビズリーチ代表取締役]

1999年、米・タフツ大学数量経済学部・国際関係学部の両学部を卒業後、モルガン・スタンレー証券に入社し、M&Aアドバイザリー業務に従事。その後、香港・PCCWグループの日本支社の立ち上げに参画。幼少期より興味があったスポーツビジネスに携わるべく、2004年、楽天イーグルスの創業メンバーとなる。チーム運営や各事業の立ち上げサポート後、GM補佐、ファン・エンターテイメント部長などを歴任し、初年度から黒字化成功に貢献。 2007年、株式会社ビズリーチを設立し、代表取締役に就任。日本初の個人課金型・転職サイト「ビズリーチ」を運営。2010年、プレミアム・アウトレットをイメージしたECサイト「LUXA(ルクサ)」を開始。2012年、ビズリーチのアジア版「RegionUP(リージョンアップ)」をオープン、2013年2月、IT・Webエンジニアのためのコラボレーションツール「codebreak;(コードブレイク)」をオープン。著書に『ともに戦える「仲間」のつくり方』『絶対ブレない「軸」のつくり方』(ともにダイヤモンド社)がある。

 


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「経営のプロ」として、社外から登用される社長や役員。彼らの経営哲学、プロフェッショナルなビジネスパーソンになるための秘訣、自身の市場価値を高めるキャリアの磨きかた、若きビジネスパーソンへのメッセージなどを語ってもらうインタビューシリーズです。聞き手は、平均年収1000万円以上レベルの人材と企業をマッチングする会員制転職サイト「ビズリーチ」代表の南壮一郎。

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