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世界がもしご近所さんだったら

「給料40%上げて」も当たり前!?
日本の常識は通用しないインド人の実態

まがぬまみえ
【第9回】 2013年5月15日
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 今回ご登場いただくご近所さんは、リクルートの海外法人、RGF HR Agent India Private Limitedのディレクター、関野光剛さん(40歳)である。キャリアアドバイザーとして日本国内で転職のサポートをしていた彼は、リクルートキャリアが2012年4月から始めた社内公募制度に手を挙げ、昨年からインドのニューデリーに勤務している。

 そんな関野さんの目を通して見た「驚きのインド」とは?

インドでは1日3、4回の停電が普通!?

関野さんと職場の同僚たち。ランチタイムに会社の食堂で談笑。奥に座っている白いシャツの男性が関野さんで、手前に写っている青い服の女性はこの4月から現地採用した日本人スタッフ。これで、ニューデリーオフィスは総勢8人になった。写真は、インドから関野さんに送っていただいた

 RGFはリクルートの海外展開ブランド名であり、インドではバンガロール、ニューデリー、ムンバイの3ヵ所に拠点を構えている。

 キャリアアドバイザー時代の関野さんの担当は「エレクトロニクス」「メカトロニクス」「ケミカル」の3分野だった。インドへ派遣される以前の1年間は、ウェブ業界を担当していたこともある。

 海外生活は「学生時代にイギリスに留学して以来」とのこと。

――周りはみなさん、インド人ですか?

 100%、インド人です(注釈参照)。3拠点合わせても日本人は私だけ。ニューデリーのオフィスはサーチ部門と人材紹介部門に分かれていまして、2つの部門ともにマネジャーは男性で、その下に女性が付いています。

 私は日系企業の担当で、ミッションは大きく2つ。1つは新規のクライアント開拓、もう1つは「ワーク・イン・ジャパン」というプロジェクトの推進です。その名の通り、インドの若い優秀な人たちに日本で働いてもらうためのプロジェクトで、そのサポートをするのが私の役割。地域柄、クライアントの多くは日本のメーカーです。

(注釈:インタビューしたのは3月で、関野さんは社内手続きなどのために一時帰国していた。この時点のタイトルは「ビジネスデベロップメントマネジャー」だったが、4月からはディレクター(ジャパンデスク)に昇進。それに伴い、現地採用の八田飛鳥さんも新たに加わり、ニューデリーオフィスの日本人は2人になった)

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世界がもしご近所さんだったら

メディア論で知られるマーシャル・マクルーハンは1960年代、「グローバル・ビレッジ(地球村)」という概念を提唱し、大いなるセンセーションを巻き起こしました。世界がやがて1つの村のようになるという彼の予言はすっかり現実のものとなり、わたしたちに様々な意識変革を迫っています。

物理的・経済的に世界との距離が縮むほど、心理的・文化的には目に見えない摩擦が増えていくもの。村におけるご近所づきあいのコツは、信頼できる茶飲み友だちに聞くのが一番。という訳で、“村の掟”に詳しいご近所さんやその道のツウを探し、訪ねてみることにしました。21世紀を生きるビジネスパーソンには欠かせない、世界との良好なつきあい方を探っていきます。

「世界がもしご近所さんだったら」

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