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中古iPad2は買値の半分ちょっとの値がつく!
米国でデジタル製品の買い取り事業が活況

瀧口範子 [ジャーナリスト]
【第247回】 2013年5月29日
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 エレクトロニクス製品の中古品引き取りビジネスが、米国で多様化している。

 米国は、日本に比べるともともと中古品市場が発達していて、自分が要らなくなったものを売ったり、安い金で必要なものを中古品で手に入れたりすることが比較的簡単にできる。アウトレットのような店も、洋服だけでなく、日常品や食品の分野にまで広がっており、一部の人々の間では「通常の小売価格で買い物などするな」というのが合言葉になっているほどだ。

アマゾンは、売った製品を
買い取るサービスも拡充させる

 さて、最大のオンラインストアであるアマゾンは、中古品の買い取りでも活発だ。日本のアマゾンを見ると、買い取りはゲームソフトやブルーレイディスクなどに限られている様子だが、米国のアマゾンでは、エレクロとニクス製品、映画やテレビ番組のDVD、教科書、ビデオゲーム、音楽(CD、レコード)など、引き取り製品の幅が広い。

 エレクトロニクス製品を見てみよう。該当ページを見ると、何でも引き取ってくれるというわけではないことがわかる。おそらくその時に需要があるものに限っているだろうが、たとえばiPad2は最高210ドル、iPadミニは最高189ドルで買い取ると出ている。最近新品で買った人ならば、それぞれ399ドル、329ドルを払っているから、5割以上のまあまあの値段で引き取ってもらえるというわけだ。

 引き取り製品が限られているといっても、ざっと見たところではかなりのラインナップが揃っているようだ。自分が引き取ってもらいたい製品を検索して見つければいい。あとは、クリックを続けて引き取り申請を完了させる。

 アマゾンへの送料は無料で、製品を箱に収め、プリントアウトした送付ラベルを貼付けて送るだけだ。引き取りが認められれば、自分のアカウントにギフトカードとして認められた金額が入金されるしくみである。

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瀧口範子 [ジャーナリスト]

シリコンバレー在住。著書に『行動主義: レム・コールハース ドキュメント』『にほんの建築家: 伊東豊雄観察記』(共にTOTO出版)。7月に『なぜシリコンバレーではゴミを分別しないのか?世界一IQが高い町の「壁なし」思考習慣』(プレジデント)を刊行。


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