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人口減少 ニッポンの未来

宅配便が届かない!?コンビニから商品が消える!?
ドライバー不足が引き起こす物流危機

西川敦子 [フリーライター]
【第15回】 2013年5月31日
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日本の人口は今、何人くらいか、君は知っているかな。2010年の国勢調査を見てみるとだいたい1億2806万人。でも、この人口はこれからどんどん減ってしまうんだって。

国立社会保障・人口問題研究所では、将来の人口について3つの見方で予測を立てている。このうち、「中位推計」――出生や死亡の見込みが中程度と仮定した場合の予測――を見てみると、2030年には1億1522万人、さらに2060年には8674万人となっている。これは、第二次世界大戦直後の人口とほぼ同じ規模だ。

どんどん人口が減り、縮んでいく日本の社会。いったい私たちの行く手には何が待ち受けているんだろう?

――この連載では、高齢になった未来の私たちのため、そしてこれからの時代を担うことになる子どもたちのために、日本の将来をいろいろな角度から考察していきます。子どものいる読者の方もそうでない方も、ぜひ一緒に考えてみてください。

かくい・りょういち
イー・ロジット代表取締役、チーフコンサルタント。 1968年10月25日生まれ。上智大学経済学部経済学科を3年で単位取得終了し、渡米。ゴールデンゲート大学からマーケティング専攻でMBA取得。帰国後、船井総合研究所に入社。その後不動産会社を経て、家業の物流会社、光輝グループに入社。光輝グループでは日本初のゲインシェアリング(成功報酬型アウトソーシング、東証一部企業)を達成。2000年、イー・ロジット設立、代表取締役に就任。現在、日本語だけでなく、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語でも書籍を累計12冊以上出版。※イー・ロジット/現在150社以上から通販物流を受託する国内NO.1の通販専門物流代行会社。物流人材教育研修や物流コンサルティングを行う。

 地方の名産品を通販で取り寄せようとしたら、送料が価格と同じくらい高くてびっくり。なかなか届かない商品を待ち続け、やっと鳴ったチャイムにドアを開けたら、超高齢ドライバーが立っていてまたびっくり。スーパーの陳列棚からはモノが消え、資材が届かない建設現場では工事が中断されたまま――。

 近い将来、こんな日がやってくるかもしれない。

 国土交通省の調べによれば、2015年には14万人のトラックドライバー不足に陥るという。2006年度にピークの約92万人に達して以来、下降線をたどるトラックドライバー人口。ピークからわずか2年後の2008年度にはおよそ86万人へと激減した(全日本トラック協会調べ)。

 さらに全日本トラック協会では、「60歳未満の大型免許保有者数は今後急激に減っていく」と予測しているよ。2020 年現在の317 万人から、35 年には223万人と3割減に。さらに42 年には177 万人まで減少するという。

 物流はいわば社会の“動脈”だ。動脈がボロボロになったら、世の中のいろいろなところでトラブルが起こる。迫りくる「2015年危機」について、イー・ロジット代表取締役・角井亮一さんに聞いてみた。

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西川敦子 [フリーライター]

1967年生まれ。上智大学外国語学部卒業。編集プロダクション勤務を経て、独立。週刊ダイヤモンド、人事関連雑誌、女性誌などで、メンタルヘルスや介護、医療、格差問題、独立・起業などをテーマに取材、執筆を続ける。西川氏の連載「『うつ』のち、晴れ」「働く男女の『取扱説明書』」「『婚迷時代』の男たち」は、ダイヤモンド・オンラインで人気連載に。


人口減少 ニッポンの未来

現在、約1億2800万人と言われる日本の人口。しかし、国立社会保障・人口問題研究所では、人口が2030年には1億1522万人、さらに2060年には8674万人になるとの予測が立てられている。どんどん人口が減り、縮んでいく日本の社会。いったい私たちの行く手には何が待ち受けているのか?この連載では、これからの時代を担う今の子どもたちに読み聞かせる形式を取りながら、日本の未来をいろんな角度から覗いていく。

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