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あたらしい働き方
【第4回】 2013年6月26日
著者・コラム紹介バックナンバー
本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

働きやすさとは、カルチャーが合うか、合わないか
【企業インタビュー:ザッポス編】

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創業者トニー・シェイの著書『顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説』(ダイヤモンド社刊)がベストセラーになった、インターネットで靴を販売しているザッポスにも取材に行きました。こちらの会社は、顧客の心を揺り動かすためなら、ほとんど何をしてもいい、と言われるほどの裁量権をコールセンターのオペレーターが持っています。ここで、感動のサービスが日々生まれていることが本には記されているわけですが、実際に社員は本当にイキイキと伸び伸びと仕事をしていました。まさにエクセレントカンパニーとして、あたらしい働き方を実践している会社といえます。ザッポスの人事担当マネージャーであるホリー・ディレイニー氏にお話を伺いました。(撮影・編集部)

会社の持っているカルチャーに合うか合わないか

ザッポス人事担当マネジャー ホリー・ディレイニー氏

ホリー 社員の採用にあたっては、50%はその人が持っているスキルを見ます。そしてもう50%はザッポスのコアバリューに照らし合わせます。その人が持っている価値観が、ザッポスの持っている文化にどれだけフィットしているか。それによって選考が行われます。コアバリュー(企業理念)は1から10までありますが、実際に自分自身が個人としてそれに合致するかどうか、というカルチャーフィットは入社後も確認が続きます。会社が持っているバリューと、自分の価値観が個人としても一致し続けるかどうかは極めて重要です。

本田 ザッポスの持つカルチャーに社員は染まらないといけない、ということですね。

ホリー 入社してトレーニングを受けているときでも、もしこれは合わない、ということになったら、退職の道を選択してほしいと考えています。そうしてもらえれば、4000ドルを支払っています。最初は100ドルだったのですが、200ドル、300ドルとだんだん増えていって、とうとう4000ドルになりました。カルチャーに合致する人に入社してもらうということを、それだけシリアスに考えているんです。コアバリューに自分を合致させることができないと思ったなら、それだけのお金を払ってでも辞めていただきたいんです。

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本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締 役としてJASDAQ上場に導く。 現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米 国Global Vision Technology社取締役、Aloha Table取締役、コポンノープ取締役、エポック取締役などを兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活する デュアルライフをおくっている。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、『あたらしい働き方』『Less is More』(ダイヤ モ ン ド 社 )『 ノ マ ド ラ イ フ 』( 朝 日 新 聞 出 版 )『 パ ー ソ ナ ル ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 』( デ ィ スカヴァー・トゥエンティワン)などがあり、著書累計250万部を突破し、韓国、台湾、 中国で翻訳版も発売されている。著者のプロデュースも行っており、50万部を突破した『伝え方が 9 割』『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』をはじめ合計150万部を突破しいずれもベストセラーとなっている。講演活動は国内だけでなく、アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、シンガポール、韓国、香港、台湾など海外でも行っており、学生向けには早稲田、慶応、明治、 一橋、筑波、立教、法政、上智など様々な大学で講演を行っている。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)、明治大学商学部産業経営学科卒、(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、アカデミーデュヴァン講師、明治大学・上智大学 非常勤講師

 


あたらしい働き方

「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、スタンフォード大学d.Shcool、日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・see、ワークスアプリケーションズ、などの、先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」は何なのかを、伝えていきます

「あたらしい働き方」

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