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新しい自分に目覚める4つの質問:ストレスや苦しみから自由になれる「問いかけ」の力
【第2回】 2013年7月23日
著者・コラム紹介バックナンバー
バイロン・ケイティ [『ザ・ワーク』著者],ティム・マクリーン(訳者),高岡よし子(訳者)

シンプルな「問いかけ」と「置き換え」で
それまで目に入っていなかった現実が見える
「自分の考え」とのつきあい方が変わる「ワーク」の実践

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シンプルな4つの質問をするだけでストレスや苦しみから解放される「ワーク」の魅力を、日本語版の訳者が紹介する連載の2回目は、実際の「ワーク」における問いかけと置き換えの方法を、著者によるセッション映像とともに説明する。

 「4つの質問」の問いかけ方と答え方

 今回は、4つの質問と「置き換え」について、具体的にご紹介しましょう。ストレスとなっている何らかの考えに対し、4つの質問を順に問いかけ、そのひとつひとつに対して、頭で答えるのではなく、十分な間を置き、静けさの中から答えが浮上してくるのを待ちます。

 重要なことは、自分の考えを変えようとする必要はないということです。ワークは、認知の歪みを正す「認知療法」でも、肯定的にとらえる「ポジティヴ・シンキング」でもありません。ただオープンマインドで探求するだけです。探求の中に素晴らしい力が秘められているのです。相手との関係をよくしたいというような特定の目的を意識しない方が、虚心坦懐に探求を行なうことができます。

 たとえば、「彼は私を大切にしていない」という考えに取り組むとしましょう。

■4つの質問
1.それは本当でしょうか?―― 〔はい・いいえ〕
2.その考えが本当であると、絶対言い切れますか?〔あなたは、彼の心の中まで読めるのでしょうか? 24時間、ずっと大切にしていないのでしょうか?〕――〔はい・いいえ〕
3.そう考えるとき(その考えを信じるとき)、あなたはどのように反応しますか?〔その考えを信じている時、気持ちや体の感じはどうでしょうか?相手にどう接しますか?〕――例:怒りがこみ上げてくる、情けなくなる、みぞおちのところが、力が抜ける感じ。
4.その考えがなければ、あなたはどうなりますか?〔目を閉じて、想像してみて下さい。状況は同じだが、その考えがなければ、自分はどうなるか、相手との関係はどうなるか、相手のことがどう見えるか〕――例:楽な感じ。リラックスして、自分自身でいられる。なぜ連絡してこないのだろう、と素直に興味をもつことができる。彼のことを落ち着いて見ることができる。

 4つの質問が終わったら、「置き換え」を行ないます。

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Photo: Scott London

バイロン・ケイティ [『ザ・ワーク』著者]

1986年に「現実に目覚める」体験をして以来、世界31言語、数百万もの人々にワークを紹介。公開イベントの他、ビジネス、大学、学校、教会、刑務所、病院などで活動している。著書に、全米ベストセラーの『ザ・ワーク』(ダイヤモンド社)、『探すのをやめたとき 愛は見つかる』(創元社)など。

ウェブサイト www.thework.com/nihongo


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「新しい自分に目覚める4つの質問:ストレスや苦しみから自由になれる「問いかけ」の力」

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