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あたらしい働き方
【第9回】 2013年7月19日
著者・コラム紹介バックナンバー
本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

仕事と趣味の境界線を曖昧にする。
仕事が趣味になれば、いつでも楽しいはず
【企業インタビュー:インストラクタブルズ編】

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マサチューセッツ工科大学の博士号を持つ学生たちが、ウィンドサーフィンをいつでもやれる環境を作りたいから、とボストンからサンフランシスコに移住し、数人でビジネスを始め、そこからスピンアウトして生まれたのがインストラクタブルズです。昨年、Great Place to Workの「働きがいのある会社」ランキングのアメリカの調査で、54位に入っているCADの企業、オートデスクに20数億円で買収されましたが、取材時も環境はまさにベンチャーそのまま。CEOのエリック・J・ウィルヘウム氏にお話を伺いました。(撮影・編集部)

週の半分は在宅ワーク
出勤態度より結果がすべて

本田 おもちゃ箱をひっくり返したようなオフィスで、なんだか楽しそうな感じなんですけど、どういう働き方をしている会社なんですか?

インストラクタブルズCEO エリック・J・ウィルヘウム氏と筆者

エリック オフィスに出勤してこようとこまいと別に僕はどうでもよくて、結果がどうなるか、ということだけを見ているんです。でも、だいたいの人は、普通のビジネスアワーと言われるような時間に姿を現すわけですね。どうしてかというと、みんなとのやりとりを楽しみたいから。だから、水曜と金曜は在宅ワークが多くて、月曜、火曜、木曜は出社が多い。いつも出社してくるわけではないから、出社してきた朝はエネルギーに満ちていますよ。ミーティングも、そういうときに開かれることが多い。

本田 結果というのはどういう部分のことを言ってるんですか?

エリック わかりやすい指標でいえば、“インストラクタブルズ”というサイトにどれだけのトラフィックがあったか、プロジェクトがどれだけ進んでいるか。あと、広告がどれだけ入って収入を上げたかということなんですけれども、結局その数字自体にそれぞれのエディターみたいな人たちがいるわけで、彼らの満足感みたいなものに上手く繋がっているという形で現れるものだと思っています。

本田 こちらのビジネスは、“どうやって作るのか、作業するのか”という知見を広げるプラットフォームをネット上で提供することですよね。

エリック 例えば、こんなテーブルを作りたい、という投稿があれば、その作り方をいろんな人たちから教えてもらえる。ビジネスモデルは、作り方をプリントアウトできるなどの特典が得られる有料会員と、その作り方に付随するDIY関連商品の広告掲載。ターゲットと広告がまさにぴったりとマッチするビジネスモデルです。

本田 昨年、Great Place to Workの「働きがいのある会社」ランキングのアメリカの調査で54位に入っているCADの企業、オートデスクに20数億円で買収されましたが、環境はまさにベンチャーそのままですね。若い社員ばかりだ。そして、みんな完全に好きなことを仕事にしている感じですね。モノ作りが好きな人、映像や資料を作って教えるのが好きな人が集まってる。

インストラクタブルズ http://www.instructables.com/
“どうやって作るのか、作業するのか”という知見を広げるプラットフォームをネット上で提供すること。たとえば、こんなテーブルを作りたい、という投稿があれば、その作り方をいろんな人たちから教えてもらえる。ビジネスモデルは、有料会員と、その作り方に付随するDIY関連商品の広告掲載。
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本田直之 [レバレッジコンサルティング株式会社代表取締役社長兼CEO]

シティバンクなどの外資系企業を経て、バックスグループの経営に参画し、常務取締 役としてJASDAQ上場に導く。 現在は、日米のベンチャー企業への投資事業を行うと同時に、少ない労力で多くの成果をあげるためのレバレッジマネジメントのアドバイスを行う。日本ファイナンシャルアカデミー取締役、コーポレート・アドバイザーズ取締役、米 国Global Vision Technology社取締役、Aloha Table取締役、コポンノープ取締役、エポック取締役などを兼務。東京、ハワイに拠点を構え、年の半分をハワイで生活する デュアルライフをおくっている。著書に、レバレッジシリーズをはじめ、『あたらしい働き方』『Less is More』(ダイヤ モ ン ド 社 )『 ノ マ ド ラ イ フ 』( 朝 日 新 聞 出 版 )『 パ ー ソ ナ ル ・ マ ー ケ テ ィ ン グ 』( デ ィ スカヴァー・トゥエンティワン)などがあり、著書累計250万部を突破し、韓国、台湾、 中国で翻訳版も発売されている。著者のプロデュースも行っており、50万部を突破した『伝え方が 9 割』『なぜ、「これ」は健康にいいのか?』をはじめ合計150万部を突破しいずれもベストセラーとなっている。講演活動は国内だけでなく、アメリカ、オーストラリア、カナダ、中国、シンガポール、韓国、香港、台湾など海外でも行っており、学生向けには早稲田、慶応、明治、 一橋、筑波、立教、法政、上智など様々な大学で講演を行っている。サンダーバード国際経営大学院経営学修士(MBA)、明治大学商学部産業経営学科卒、(社)日本ソムリエ協会認定ワインアドバイザー、アカデミーデュヴァン講師、明治大学・上智大学 非常勤講師

 


あたらしい働き方

「あたらしい働き方がどんどん出てくる今、なぜまだ昔の基準のまま会社を選ぶのか」著者が、アメリカではパタゴニア、ザッポス、エバーノート、IDEO、スタンフォード大学d.Shcool、日本ではカヤック、スタートトゥデイ、チームラボ、Plan ・do・see、ワークスアプリケーションズ、などの、先進企業を取材し、いままさに世界で生まれつつある「古い価値観や常識に縛られないあたらしい働き方」は何なのかを、伝えていきます

「あたらしい働き方」

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