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日本企業として14年ぶり
ナスダック上場UBICの野心

週刊ダイヤモンド編集部
2013年8月26日
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外の巨大スクリーンを眺める 歩行者に手を振るUBICの守 本社長(中央)
Photo by Mitsufumi Ikeda

 米ニューヨーク市の中心地、タイムズ・スクエア。その一角に、外壁一面に巨大スクリーンを備えた建物がそびえ立っている。世界最大の新興企業向け株式市場、ナスダックの本社ビルだ。

 8月5日、そのスクリーンに躍った文字は、米国企業の社名ではなかった。今年5月に日本企業として14年ぶりにナスダック上場を果たした、UBIC(ユービック)の上場記念セレモニーが開催されたのだ。

 ニューヨーク市最大の繁華街だけに、道行く人々も「今回はどこが上場したんだ?」と言わんばかりの表情でスクリーンを眺める。

 さらに建物内の1階にあるステージに守本正宏社長が登壇すると、とにかく豪華な音響効果で盛り上げる。いかにも米国らしい演出というべきか、さながらアカデミー賞の授賞式である。

 その様子も同時に外のスクリーンに映し出されるとあって、守本社長も「ここまでされると上場を実感できるし、正直感動しますね」と話す。

ユニークな社長の経歴

 UBICが展開するのは企業の訴訟支援ビジネスだ。裁判に必要な証拠や資料を、膨大な書類や電子メールの中から集める「証拠開示」には、時間も労力もかかる。それを同業他社の半分のコストとスピードで、かつ正確性を担保した上で手がけて急成長を遂げているのだ。

 上場の背景には、欧米、とりわけ米国で、訴訟リスクが高まっていることがある。企業活動のグローバル化に伴い、カルテルや特許侵害、あるいは製造物責任など、日本を含むアジア企業が米国で法的責任を問われるケースが急増しているからだ。

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