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起業は1冊のノートから始めなさい
【第4回】 2013年9月12日
著者・コラム紹介バックナンバー
上野光夫 [起業支援コンサルタント]

下世話な欲望のある人は
なぜ成功できるのか?

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起業を成功させるのは、「どうしても起業したい!」という思いが必要。そうしたモチベーションを高めるには「起業ノート」を使うのが効果的だ。とくに自分の中にある下世話な願望と向き合えば、成功に一歩近づくことになる。

10年後、ワクワクできるかを考えよう

 「いつかは起業したい」と考えている多くの人が、実際には行動を起こせず、何年もたってしまうのは、起業に対する燃え上がるような思いがないからにほかなりません。

 確かに会社を辞めて起業することには大きなリスクが伴います。そのリスクを承知の上で、「どうしても起業したい」という熱い思いがなければ、無理に起業するのはやめたほうがいいでしょう。

 もしあなたが「サラリーマンとして徐々にキャリアアップを図る人生がいい」とお考えなら、迷うことなくその道を進めばいいと思います。でも、あなたが本書を手に取ったということは、そうした人生に疑問を感じているのではないでしょうか。

 そこで、あなた自身の10年後の姿をいくつかのパターンで想像してみてください。たとえば、10年後も今の会社に勤めていて高い地位に出世し、多くの部下をマネジメントしている姿です。あるいは、起業して、いろいろと不安を抱えながらも刺激的な毎日を送っている姿もあります。

 どんな事業で起業するかは、多くのバリエーションをもって想像してみてください。私の場合、結果的には経営コンサルタントになりましたが、「スポーツジムの経営」や「カーレースのチームをつくってF1で優勝する」など、好き勝手に妄想していました。

 そのほかのパターンとしては、サラリーマンを続けながら、週末を利用して事業をしている姿や、別の会社に転職している姿などもあるかもしれません。想像するだけですから、「できる、できない」は度外視して、さまざまな姿を思い浮かべてみてください。また、どんなパターンの場合でも、必ずうまくいっている姿にしてください。

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上野光夫(うえの・みつお) [起業支援コンサルタント]

MMコンサルティング代表取締役、中小企業診断士、起業支援プラットフォーム「DREAM GATE」認定アドバイザー。
1962年鹿児島市生まれ。九州大学を卒業後、日本政策金融公庫(旧国民生活金融公庫)に26年間勤務し、主に中小企業への融資審査の業務に携わる。3万社の中小企業への融資と、5000名超の起業家への創業融資を担当した。融資総額は2000億円にのぼる。
2011年4月にコンサルタントとして独立。起業支援コンサルティング、資金調達サポートを行うほか、研修、講演、執筆など幅広く活動している。リクルート社『アントレ』などメディア登場実績多数。日本最大の起業家支援プラットフォーム「DREAM GATE」において、アドバイザーランキング「資金調達部門」で3年連続して第1位に輝く。
著書に『3万人の社長に学んだ「しぶとい人」の行動法則』(日本実業出版社)、『起業は1冊のノートから始めなさい』(ダイヤモンド社)、『「儲かる社長」と「ダメ社長」の習慣』(明日香出版社)、『仕事で結果を出す人はこの「きれいごと」を言わない』(フォレスト出版)がある。


起業は1冊のノートから始めなさい

起業するまでには多くの困難があり、途中で挫折する人が大半。でも、「ノート」に書き込んでいくと、どんな事業をやりたいのかが曖昧でも起業できてしまいます。詳細なビジネスプランよりも1冊のノートに書き込むことで、起業できるのです。ノートを使って準備し、起業で成功するポイントを解説します。

「起業は1冊のノートから始めなさい」

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