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伝え方が9割
【第17回】 2013年9月11日
著者・コラム紹介バックナンバー
佐々木圭一 [コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師]

伝え方で勝利!オリンピック東京招致プレゼン

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2020年の夏季オリンピック・パラリンピックの開催地として、東京が選ばれました。接戦を勝利する決め手となったのは、最終日のプレゼンだと言われています。40万部突破のベストセラー『伝え方が9割』の著者佐々木圭一氏が、この勝利を勝ち取ったプレゼンを、「伝え方」の切り口で解説します。

「イエス」と言わせた伝え方

 うす暗かった日本がぱっと明るくなるようなニュースでした。東京がオリンピック誘致を成功させた瞬間です。多くの人が事前のロビー活動も含め、努力を重ねてきたのだと思います。でも結果は、最後の最後までわからないとされていました。時に、マドリードのほうが優勢という情報もありました。この接戦で、決め手となったのは最終日のプレゼンだと言われています。

 「日本のプレゼンは2016年招致と違い、2020年招致はよく考え尽くされていた」と海外のメディアから評価をうけています。プレゼンとは、簡単に言えばお願いです。「東京にオリンピックの開催地に選んでください」というお願いです。伝える相手であるIOCが東京に「イエス」と言いやすくなるようなお願いをしてきたのです。

 今回のプレゼンの勝因は、滝川クリステルさんが美しかったからなど、さまざまな評価が出ております。ですが、私は今回のプレゼンは、伝え方がよかったことが勝因だと考えています。

 今回の日本のプレゼンを、伝え方という点で考えてみると、気づくことがあります。「ノー」を「イエス」に変えるお願いのしかたには、7つの切り口があります。

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佐々木圭一(ささき・けいいち) [コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師]

上智大学大学院を卒業後、博報堂を経て、株式会社ウゴカスを設立。新入社員時代、もともと伝えることが得意でなかったにもかかわらず、コピーライターとして配属され苦しむ。ストレスから1年で体重が15%増、アゴも無くなる。あるとき、伝え方には技術があることを発見。そこから伝え方だけでなく、人生ががらりと変わる。初めての著書『伝え方が9割』は、64万部のベストセラーとなり、2013年ビジネス書年間ランキング1位(紀伊國屋書店新宿本店調べ)、年間ベストセラー単行本2位(2013年ビジネス書部門/日販・トーハン調べ)となる。カンヌ国際広告祭でゴールド賞を含む、3年連続受賞。米国の広告賞One ShowDesignで日本人初ゴールド賞受賞。AdFestでゴールド賞受賞。AIMアワードでグランプリ受賞。トリンプ「天使のブラ」、コーセー「FASIO」などヒットCMを数々制作。郷ひろみ・Chemistryなどの作詞家として、アルバム・オリコン1位を2度獲得。トヨタ自動車、楽天、大塚商会、東武鉄道、ユー・エス・ジェイ、小林製薬、プルデンシャル生命、ソニー生命保険、東京大学、上智大学などで150回以上の「伝え方が9割・講演」を行う。メディア出演は、NHK「ゆうどき」、日本テレビ「世界一受けたい授業」、テレビ朝日「お願い!ランキング」、フジテレビ「ネプリーグ」、TBS「ひるおび!」、テレビ東京「FOOT×BRAIN」、BS朝日「ポップメイカー」にてMC、「an・an」連載など多数。「日本のコミュニケーション能力のベースアップ」のために、精力的に活動している。佐々木圭一公式サイト: www.ugokasu.co.jp Facebook:www.facebook.com/k1countryfree  twitter:@keiichisasaki


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