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これで絶対後悔しない!35歳からの転職力養成講座

本当の転職理由がネガティブでも大丈夫!
面接で失敗しないための事前準備

丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]
【第9回】 2013年11月5日
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面接ではパンツを脱げ!

 面接官は面接のプロなので、さまざまな観点から根掘り葉掘り質問してきます。そこでその場しのぎの取り繕いをしても、まずうまくいかないと思ったほうがよいでしょう。私は面接を控えた男性の候補者にこうアドバイスしています。

 「面接ではパンツを脱いでください!」

 もちろん女性の候補者にこういう言い方はしませんが(笑)、面接の事前準備としてはまずこの心構えを持ってください。

 面接で多くの候補者は耳触りのよいことばかり言おうとします。とくに本当の転職理由はネガティブなものが多いですから、「こんなこと言ったらマズいよな……」と考えて「ステップアップのため」「自分を成長させるため」と訳のわからないことを言い始める方が少なくありません。しかし、何人も面接してきた面接官には「この人、話をごまかしているな」とバレバレです。

 面接の大前提として、面接で言ってはいけないことなど何もありません。そして、事実を言わないと伝えたいことは伝わりません。

 本当は別の転職理由があるのに「ステップアップのため」とごまかし、それ以上突っ込まれずに終わっても「うまく逃げられた」と安心するのは間違いです。面接官は「本当のことは言いたくないのだろう」と考えているだけです。それだけで落とされることはありませんが、「この人、何か問題があるんじゃないか?」と余計な疑念を抱かれる可能性があります。

 面接で隠し事をすると自分が損をします。しかも、本当の転職理由はネガティブなものが多いといっても、それ自体が採用の問題になるようなことはめったになく、第三者から見ればたいしたことのない理由がほとんどです。

 したがって面接では耳触りのよいことばかり言おうとせず、リアルに考えていることを包み隠さず話すべきです。「面接ではパンツを脱いでください」という意味は「心のパンツを脱いでください」という意味なのです。

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丸山貴宏 [株式会社クライス・アンド・カンパニー代表取締役]

1986年滋賀大学経済学部卒業後、リクルート入社。7年間人事担当採用責任者として新卒、中途、留学生、外国人など多岐にわたる採用を担当し同社の急成長を人材採用の側面から支える。退職後現社を設立。リクルートで実践した「企業力を超える採用」の実現のため1000社を超える顧客にそのノウハウを提供、さまざまな分野の支援を実現。また個人へのキャリアコンサルティングは1万名を超え、「個人の本気に火をつける」面談には定評がある。49歳。1963年生まれ、いて座。

 


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