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外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

ヨーロッパでは“大人”でないと馬鹿にされる!?
経験者が語る、欧米で失敗せず働くための心構え

高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]
【第8回】 2013年11月6日
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 昔から多くの日本人が憧れる国・地域といえば、アメリカやヨーロッパが挙げられます。以前であれば、欧米諸国に赴任するのは、帰国子女をはじめとした方が中心で、海外居住経験のない一般的な会社員の方にはなかなかチャンスがめぐってきませんでした。

 しかし、最近では帰国子女や留学経験のない方でも欧米諸国に赴任、あるいは出張をする機会が増えています。では、もし突然、あなたがアメリカやヨーロッパで働くことになったら、どんなことに気をつければよいのでしょうか。今回は欧米諸国で活躍する3名の方々にお聞きした欧米諸国で失敗しない暮らし方、働き方をご紹介したいと思います。

 まず、お2人の方からは日本とは全く異なるヨーロッパとアメリカで暮らす上での「心構え」「コミュニケーション術」を、もう一人の方からは「生活編」と「仕事編」に分け、今回はヨーロッパで暮らす際の注意点を具体的に教えてもらうことにしましょう。

「大人」であることが求められる
ヨーロッパでの日常

 ヨーロッパで暮らす・働くときには、実は日本人には思いもよらない“前提”を押さえておかなければならないのをご存知でしょうか。それは、「ヨーロッパは『大人』であることが求められる社会だ」ということです。

 それを教えてくださったのは、ヨーロッパに約9年間在住しており、今はグローバル化推進の研修やコンサルティングも行っている株式会社 BOLBOP 代表取締役 CEO の酒井穣さんです。

――酒井さんがおっしゃる「大人」というのは、具体的にどういうことを指すのですか?

 ヨーロッパでは、教養のある・なしが非常に問われます。教養が、社会的地位の正当性を支えている社会であり、教養による社会階層が明確に存在するからです。当然、学歴も問われますが、日本のように大学名が問われるのではなく、学士なのか、修士なのか、博士なのかといった学位の高さが重要になりますね。

 それから、社会問題に対して関心を持っていることは社会階層によらず必須で、なんらかのボランティア活動に参加していないと、小さな子どもにも揶揄されてしまうことがありますよ。

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高野秀敏 [株式会社キープレイヤーズ代表取締役]

宮城県生まれ。東北大学経済学部卒業後、人材総合サービス・株式会社インテリジェンスに入社。同社にて人材紹介事業の立ち上げに参画し、営業、企画、カウンセリングを行う。その後、キャリアコンサルタントチームの運営と教育を任され、人事部採用担当として、数百人の学生、社会人と面談。キャリアカウンセリングによって適職へと導いた人材は3500名超、キャリア講演回数は100回以上に達する。インテリジェンス退社後、2005年1月、個人と企業をマッチングする人材サービス・株式会社キープレイヤーズを設立。著書に『絶対に後悔しない転職先の選び方』などがある。


外国人が同僚・取引先・ライバルになったら?「グローバル」と仲良く付き合う方法

“普通の日本人”にもとっても、「グローバル」が当たり前の時代になりました。英語が話せないから…、海外には旅行でしか行ったことがないから…と躊躇していては生き残れません!この連載では、誰もが無縁ではない「グローバル」と仲良くし、共に生き残る方法を考えます。

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